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ヴァンパイアプリンス
【ファンタジー 官能小説】

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ヴァンパイアプリンス5-6

ワイシャツのボタンを一つずつ開けていく。月下をベッドに沈め、スカートも腰から脱がせた。月下はブラとパンツだけの姿になる。
「ッ!!」
水色に黄色の花をあしらったブラの中に、宏樹の手が侵入した。瞬間的に月下は体をこわばらせる。
「緊張してるの?」
だんだん勃ってきた乳首を指でこねくりまわしながら、宏樹は尋ねる。
「はッんん…ッ。何か…久しぶりだから…」
月下は下半身をもじもじさせる。
宏樹はそんな月下を見てクスっと微笑み、おでこにちゅっとキスを落とした。
「月下、俺の首に手を回して?」
「ん…」
宏樹は月下の背中に手を回し、ブラとパンツを取り払う。
「あぁ…もう濡れてるね。」
「嘘ッ…」
既に月下の陰部は水気を帯び、月下が脚を動かすたび、切ない音を奏でるのだった。
「宏樹…ィ」
「ん?」
両手で膝を広げたままの状態から何もしない宏樹に、月下はしびれをきらした。
「触ってよぉ…」
その切な気な声色は、宏樹の下半身を熱くさせるのに十分だった。しかし、宏樹は軽くSが入っている。このまますんなりと、月下の言う通りにするわけがない。
「でも…」
宏樹は挑発的な笑みを浮かべる。
「触らなくても…入っちゃいそうだよ?」
月下は顔を蒸気させる。
「そんな事…ッ」
「何?どうして欲しいの?」
月下は戸惑い、「意地悪…」と言った。
「そんなの、月下が一番知ってるでしょ??」
宏樹は動かない。
「…一回イかせて。」
下半身のウズみがどうしょうもなくなった月下は、ウルンだ瞳でそう訴えた。
「良く言えたね」
宏樹はそう言うと、クリをピンッと弾いた。
「あッ…」
ただそれだけで、月下は体をよじる。
―クリュクリュ
「はぁ…ッんッ」
クリをさすると、月下はお腹をビクつかせる。
「ひゃっ!!」
宏樹は陰部からとめどなく流れ出る、透明な液を指ですくう。
―ピトッ
「ふぁ!!宏ッ…」
宏樹は蜜を月下のクリに擦りつけた。
「んッ…あッ気持ちイイ…」
蜜のお陰で滑りがよくなった事もあり、月下の花びらは宏樹を誘うかのようにヒクついた。
「イきそ?」
「はぁッも…イくぅッイっちゃ…あぁッ」
次の瞬間、月下の体がビクッと痙攣した。
「ッはぁ…はぁッ…」月下は苦しそうに、息をする。
月下の陰部に咲く花は、さらに強く宏樹を誘う。
「宏樹…来てッ」
「ん…。俺のももう我慢出来ないッて。」
宏樹は月下の顔の横に手をつく。
―ちゅッ
「よし。じゃあいきます。」
いつものように、月下にキスを落とす。挿入前の大切な儀式。
「うん…」
月下は出来る限り、脚を広げる。
「あッん…」
「わっ…すごッ」
宏樹の侵入を待ち構えていたかのように、奥へ奥へと誘導する月下の肉壁。


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