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新しい感覚
【女性向け 官能小説】

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新しい感覚-1

 なんで?どうしてこんなことになっちゃったの?あたしは今顔にはアイマスク、両手には手錠をはめられている。まだ理解し難い状況を精一杯、回らない頭で思い出そうとする。けれど"彼"がそれを邪魔する。
「か…勝志…っ」
 あたしの声はまるで耳に入らなかったかのように今度は足を片方ずつ、紐で結わえ、ベッドの柵にくくりつけていく。大きく足を開いた状態に…。何も身に付けていないあそこは、勝志からは丸見えだろう。

―――数十分前
 2人仲良くテレビを見ていた。CMに今話題の人気俳優が画面いっぱいに登場して、商品の宣伝をしていた。
「かっこいい…」
 ボソッと呟いたこの一言、次の瞬間あたしは勝志に押し倒されていた。

 そして、今のこの状態に至る。どうやらあの一言が、事の発端らしい。そこまではなんとか理解できた。けど、どこにアイマスクや手錠なんて隠してあったんだろう?いやいや。今はそんなことはどうでもいい。これからあたしはいったい何されるんだろう?
 足をくくりつけられてから1分経っただろうか?耳だけに意識を集中してみる。何の物音も聞こえない。勝志がそこにいることはわかる。でも何も聞こえない…。時計が時を刻む音がやけに大きく聞こえる気がする。その音で、あたしは不安にかられる。本当に勝志はそこにいるのだろうか?いないとしたらいったいどこに…?見えるわけもないのに、色々と顔の向きを変えてみる。とてつもない不安にかられる。耳を澄ませば澄ます程、勝志の存在を示す音が一切聞こえてこない。

    フゥッ

「ひゃっ」
 突然、耳に生暖かい風が吹き込んできた。…風?これは勝志の吐息?
「ねぇ?勝志?こんなのやめようよ?」
 言い終わるか終わらないかのうちに、胸の頂きにデコピンされ、体が跳ねる。
「痛っ」
 何!?なんでこんなことされなきゃいけないの?だんだん泣きたくなってきた。こんな勝志初めて…。どうすればこの紐といてくれるの?

    ペロッ

「あんっ」
 何の前触れもなく、あそこを舌が這う。体に電流が走り抜け、達してしまった。はぁはぁと肩で息をするあたしに勝志は口付けをしてきた。口付けというよりは獣のような…貪る荒々しいキス。達したばかりの身体には、十分すぎる刺激だった。
「ん…ぁ……はぁ…っん」
 普段気にもとめてなかったけど…今こうして聞いているとあたしの喘ぎ声ってエロい。自分で言うのもなんだけど。
 自分の声にも今日は身体が反応しちゃう。あたし…こんなにエッチだった?
 キスでトロトロに蕩けたあたしの舌を名残惜しそうに離した勝志は、指でズブズブとあそこを犯す。
「ダ…メェェ…やめて…ン…かつ…し……イっちゃ…」
――イっちゃう
 そう口にする前に、また唇を塞がれる。容赦ない攻めに、幾度となく絶頂へ追いやられ、くたくたになったところへ勝志が入ってくる。
 もう喘ぐことしかできないあたしを構うことなく突いてくる。こんな勝志知らない…。もっとあたしでめちゃくちゃになって―――



「紐…ほどいて…」
 シュルシュルと器用に紐をほどいていくのをただじっと待つ。手錠もカチャカチャ音がした後、手がやっと自由になって、目隠しを取ると、はにかんだ勝志があたしを見ていた。

「ずっとやってみたかったんだ。」

 そう言った勝志の顔はイタズラが見つかって罸の悪そうな顔をした男の子みたいだった。


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