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ハーレム?な少年
【その他 官能小説】

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ハーレム?な少年2-2

「ふう…やっと邪魔者が消えましたね。お待たせしました。それではさっそく始めましょう」
「は、はいっ。よろしくお願いします。あの、今日は何から…?」
「そうですね。では…まずは私とリンさんの将来設計について勉強しましょうか」
「え、ええ!?」
アイリスはアイリスで不安な教師である。



「あの、この問題は…?」
「ああ、これはですね…」
初めはどうなることかという感じだったが、いざ勉強が始まると、アイリスはしっかりと教えていた。
だが、リンと二人きりという絶好のチャンスを逃すアイリスではない。
「こうすれば…ほら、できるでしょう?」
「あっ…は、はい……ん……」
「どうかしましたか、リンさん?」
「い、いえ…」
アイリスはリンの右隣に座って勉強を教えている。
…のだが、その姿勢はいささかおかしかった。
まず、教えるだけでこれほど接近する必要があるのか?そう突っ込みたくなるほどリンに近づき、リンの右腕にたわわに育った胸を遠慮なく押し付けている。
更に自身の左手をリンの背中に回して彼の左手をギュッと握り、空いた右手はリンの太股を撫で続けていた。
話すときには、逐一リンの耳元に息を吹き掛けながら話しかける。
やっていることは、完璧にセクハラである。
最初は軽いちょっかいのつもりだったのだが、リンの真っ赤な顔と熱い吐息を間近で感じてからはだんだんとエスカレートしていってしまい、歯止めがきかなくなっていた。
リンもアイリスがわざとやっているなどとは全く思っていないので、ただ顔を赤くして逆セクハラに耐えている。
(ああ…リンさんの困った顔…たまりません…)
もうこのまま最後までいってしまおうか…
そんなことまで考えた矢先のこと。
ガチャリと、書庫の扉が開く音がした。
「どう?勉強はかどってる?」
やってきたのは現カミラ家当主のリズであった。
「あっ!リ、リズ様!」
リズの姿を見つけた瞬間、リンは瞬間的に立ち上がる。
アイリスはといえば、二人きりの時間と、リンのおさわりタイムを邪魔されたせいで一気に不機嫌になる。
「あらあら、そんなに寄り添っちゃって。ずいぶん仲がいいのね」
クスクスとリズが笑う。
「え!?そ、そんなこと……うむ!?」
「そうなんですよ。私達本当に仲が良くて」
反射的に否定しようとしたリンより先に、リズが言葉を言い放ち、同時にリンを自分の胸元に抱き寄せる。
胸の谷間に顔を押し付けられたせいでリンからは見えなかったが、アイリスは明らかにリズに対して対抗心を燃やしていた。
まるで、この人は絶対に渡さないと言わんばかりに…
だが、そんなアイリスの灼熱の視線も、経験豊富なリズにはそよ風のようなものだ。
「まるで恋人同士じゃない。うらやましいこと」
「むっ……それより、お母様はどうしてここに?」
「あら、ここは書庫でしょう?それなら目的は一つよ。私だって本くらいは読むわ。…大丈夫、勉強の邪魔はしないから」
言葉通りすぐにその場を離れ、奥に消えていくリズ。
(何ですかっ。さも気になりませんよーみたいな顔で…!どうせリンさん目当てで来たくせに!)
リズの態度を見て、勝手な解釈を始めて更に嫉妬の炎を燃やすアイリス。
「んむ…!む〜む〜!」
「あら。ごめんなさい」
胸元でうめいているリンにようやく気付くアイリス。
いつまでもこうしていたかったが、本気で苦しそうだし勉強が進まないので、おとなしく離してあげる。
「ぷはっ!はあ…はあ…あれ?あの、リズ様は…?」

「…もう行きましたよ。さあ、リンさん?勉強を再開しましょうか」
「は、はい…」

アイリスは穏やかに言ったつもりだったが、わずかな苛立ちと嫉妬の感情がにじみ出ていた。
リンもそれが具体的に何なのかは分からずとも、負の感情であることは理解し、若干怯えながら返事をした。


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