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「ドMへの階段・・・」
【SM 官能小説】

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「ドMへの階段・・・」-34

などと言っても今となっては発射直後にまた挿入するという程の気力はあっても精力が無い。


だからこそSEXしている最中に唾液をぶっかけてそれを眺めてファックするのだ。


終いの顔射はオレの中ではそれほど意味の無いモノと化した。


しかし妻の中ではそうではないらしい。


オレらは毎回のSEXの最後、決まって同時にイク。


オレだけがイッて妻がイカない事はない。


事前に何度も妻がイッてても、最後のオレの発射と同時に妻もイク。


妻は言う。


感じてる時こそ顔射されたくなる、と。


だから最後イク瞬間に顔に掛けられると気持ちいいんだ、と。





顔中、唾液や精子だらけになり、異臭を放つ妻の顔を風呂場でまじまじ見ると


萎えていたオレのブツがコックリコックリ起き上がってきた。


今のお前を犯したい・・・


今のお前にイラマさせたい・・・


もう一度咥えろよ・・・


もう一度イラマしてやるよ・・・


その汚ねー顔のまんまで・・・


狼がそうは言っても身体が動かない。


何度となくその場で再度ぶち込もうとしたことか。


何度となく寝室へ戻ってベッドへ押し倒そうとしたことか。


しかしやはり身体が動かない。


1試合に全力を注ぎ、終了と共にその場から動けなくなるほど


体力が消費されているのだ。


だがそこへ、相手からもう1試合したい、という依頼が来たらどうなのだろうか。


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