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73回目の手紙
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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73回目の手紙-1

73回目の手紙





誕生日おめでとう


こんな短い言葉すら言えない


もう口から零れかけているのに


もう止めなければ溢れるように出てくるはずなのに


伝えたい


伝えたい


伝えたいはずなのに


止めなければ溢れる気持ちが


好きって言葉が





好きって気持ちが




今でも好きって



出てくるはずなのに




言えるはずなのに




言えない


何故だろ


でもね


これだけは言えるよ




僕は君に出逢えてよかった


幸せになってね


なんて、君の前ではもう言えないけど


ありがとう



もう逢う事も出来ない愛しい人へ

誕生日おめでとう




やっぱり





君が好き


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