幸せな子守歌の様に-3
柔らかい悠の唇。
あたたかくて、吸い付く様な。これだけでも、満たされる。
唇を離して見上げると、そこには悠の笑顔。
少しいたずらっ子の様なやんちゃそうな…。
いつも大人っぽい悠だけど、たまにこんな顔する。
その顔が見れるのは、私だけだったらいいのに。
「んんっ…!」
悠の唇が首筋をなぞりながら、左手は胸を揉みあげてくる。
強く。
弱く。
また強く。
その甘い刺激が広がって、体が熱を纏う。
敏感な胸の頂きが摘まれ、押し潰されて固く勃ちあがっていく。
「あぁっ…!」
下に降りていた右手が下着の上から割れ目に触れた。
小刻みに振動を与えられるだけで快感が背筋に走る。
でも何だろう?
いつもと違う感じがするのは…。愛撫がゆっくりというか、躊躇いがちというか…。
…気のせい?
と、ちょっと油断していた時。
「ああっ…!やっ、悠!」
下着の上から敏感な蕾を擦りあげられた。
「もう濡れてる」
悠はそう言いながらスカートと下着を脱がしにかかる。
それを助ける様に腰を浮かして、悠のパーカーに手を伸ばす。
一瞬悠の動きが止まった。
「どうしたの」
パーカーを握った手を離す。嫌だったのかな…、と思いながら見上げると。
「ああ、そうか。脱いでもいいんだ」
「え?」
「いやー、今まで学校だと何があるかわからないから、服全部脱げなかったじゃん」
そーいえばそうかも。って私はほぼ脱がされてたけどね…。
二人とも着ているもの全て脱いで、お互いの温もりを確かめ合う。
「んぅっ!…あぁ、」
悠の指が泉の源に滑り込んで来る。
「ふぁ…っや、ダメ…」
悠が、指で一番感じる所を擦りあげながら、気持よさにヒクヒクしている蕾を口に含んだ。
舌でつつかれ、舐めあげられる。
「い、いやぁっ!もう、あぁっ!」
「嫌…?こんなにここは気持ちいいって言ってるのに…?」
口に含んだ蕾を一気に吸いあげる。
「あぁーっ!も、もうダメっ!イッちゃう!」
指の出し入れが速くなって、私を一気に高みに押し上げる。