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母へ。
【エッセイ/詩 その他小説】

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母へ。-1

何があったってわけじゃないよ。
だけどね、
伝えたいことがあるんだ。


あたしが、
あたしらしく、
生きるための、
道しるべ。
いくつもいくつも、
示してくれた。


理解しあえない夜。
口だけじゃなくて、
叩きあいの喧嘩もしたね。

小言が癪に障って、
息苦しさに、
気が狂いそうに
なった事もある。

憎くて憎くて、
顔もみたくないと
思ったことも。


だけどね。
今、気付けばさ、
たった一人。
あなただけは、
どんな時も、
あたしの味方だった。


女手一つで、ここまで、
闘ってくるには、
厳しい社会、
だっただろうと
今なら、
理解出来る気がするよ。

あなたの強さに、
あなたの生き方に、
強く、
尊敬の念を抱くんだ。


今まで、
何も、語らなかった分
これからは、
たくさん、たくさん
会話しようね。


あなたの恋の話も
聞かせてよ。
憧れてたんだ。
そういう関係にも。



あなたが生きている奇跡。

あたしが生きている奇跡。


今まで、本当に
ありがとう。



そして、これからも
よろしくね。



大好きな大好きな
お母さん。



あなたの娘に、
生まれた事を、
あたしは、
誇りに思います。



どうも、ありがとう。
お母さん。


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