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久しぶりのデート
【その他 官能小説】

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とあるコンビニにて〜ユリとケイジの場合〜-3

「ひうっ!」
ユリの声が漏れる。バイブはすぐに止まったが、音と声が気になり周囲をキョロキョロするユリ。ばれてはいないようだ。外のケイジはいじわるな笑みを浮かべていた。
自分を冷たく見つめる恋人と、その状況に気持ちよくなっている自分になんだか切なくなり、ユリは泣きそうになる。
しかし、立ち読みの男性客が退いたのを見て、ケイジが行けと指示を出す。しかたなく、のろのろ棚の一番端の成人向け雑誌売り場へ移動する。見るからに卑猥なタイトルと絵や写真が並ぶ中、棚の一番下に目をやると、「屋外調教!感じまくる淫乱女特集」、「バイブを入れたまま歩かされ・・・」、「露出の快感 が止まらない!」などと書かれた雑誌が目に入った。
『ああ、わたしと同じ・・・。わたし今、屋外調教されてるの?わたし淫乱女なのね・・・。』

ぼうっと考えながら、ケイジに言われた通り、ゆっくりM字に腰を下ろしていく。バイブが落ちないよう、そっと手を添えながら腰を下ろしきる。ユリは目を閉じ、バイブを咥えこんで、広がりきった熟れたユリのオマ○コが、窓ガラスの向こうに晒される感覚に陶酔しきっていた。
ピカっと不意に何かが足元で光る。パッと目を開けると、ケイジが写メを撮っていた。
『ああ、いや撮らないでぇ』
声にならない声を心でつぶやきながらも、撮られる快感の方が勝っていくユリ。ケイジは開きっぱなしのユリのオマ○コを携帯だけでなく、デジカメでも押さえていく。何枚か撮り終えたところで、OKと合図をする。ユリは卑猥な雑誌を手に取り立ち上がった。
「ふううぅんっ!」
声を押し殺し、息をたっぷり吐き、今度はコンドームを探しにいく。
コンドームはすぐ後ろの列にあった。一番安いものを選び手に取る。妙に冷静に値段を判断する自分に内心、苦笑しながら、最大の難関とも言える、レジに向かう。

レジは若い男性が1人だった。
服の下には下着をつけていないどころか、バイブまで咥えこんだ女が、エロ本とコンドームを持っている。それを若い男性がどう思うのか?しかもフランクフルトとアメリカンドッグまで買わなくてはならない。
「はあ、はうっ!」
ユリの息は上がっていた。すぐにレジには近づけず、無駄に店内を回ってみる。深夜なためか客が少ないのがありがたい。しかし、いつまでもこうしてはいられない、意を決して、レジに近づいた。
「いらっしゃいませ」
客の顔を見ようともしない、店員に少し心救われ、持っていた商品をカウンターに置く。
エロ本とコンドームという組み合わせに、バッと店員の顔が上がった。ユリは顔から火が出そうな程恥ずかしくなる。しかし恥ずかしくなればなるほど、乳首に緊張が走り、服を押し上げるのを感じ、オマ○コからは、蜜が溢れ出すのだった。

最悪なことに、ユリの後ろには男性客が一人並んでしまった。それを感じとり、さらに興奮を高めたユリはくねくねと腰を揺らし、バイブを押さえ込みながら、快感を逃すまいとしていた。
しかし、快感に浸っている場合ではない。そう、まだアレを買わなくてはいけないのだ。

「す、すみません・・・ふ、フランクフルト・・・と・・・あ、アメリカン・・・ドッグを。」
「何本ですか?」
ユリの異様な様子を感じ取り、不躾なイヤらしい視線を向けながらも機械的に対応する店員。
「い、1本ずつ...くだ・・・さい。」
「フランクフルトとアメリカンドッグで。合計○○円です。少々お待ちください。」
後ろの男性からも、舐めまわすような卑猥な視線を感じる。店員がフランクフルトとアメリカンドッグを準備する時間が途方もなく長い。ユリはいやらしい声が出そうになるのをグッと堪えながら、代金を用意する。その瞬間!
「ひゃっ!」

ユリの手からお金がこぼれ落ちるのと同時に、バイブのスイッチが入ったのだ。ユリはその場にしゃがみこむ。
バイブの振動は弱いものだったが止まらない。
『ケイジぃ、止めてぇ〜。ああう、だめぇ!』
それでも止まらないバイブの刺激。確実に店員とお客には何が起こっているか気づかれているだろう。その思いもまた興奮を助ける。


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