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伊藤美弥の悩み 〜受難〜
【学園物 官能小説】

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恋人達の悩み 3 〜後輩〜-5

 お互いがお互いに『結婚して下さい』とプロポーズし、その後に過ごした甘い夜。
 あの夜を思い出す度に、美弥は同時に込み上げる嬉しさと切なさで視界をぼやけさせてしまう。
「まぁ、それはいいんだけど、さ……」
 困ったように、龍之介は頬を掻いた。
「何で風呂入ってるのにこんな真似をされてるのか、僕としては理解できないんだけど?」
 言って龍之介は、股間のモノを握って離さない美弥の手を掴む。
 柔らかな掌ですりすりされたソレは先程たっぷりと美弥を鳴かせたにも関わらず、垂直に近い角度で硬くそそり立っていた。
「したいも〜ん」
「あんまり連続してえっちしたら、腫れるよ?」
「……したくないの?」
「……」
 龍之介はため息をつき、美弥を抱き寄せる。
 汗ばみ、火照った肌がぴったりくっつく感触が、心地いい。
「あ……」
 美弥はぴくんと体を震わせた。
 お湯の中でそよぐ繊毛を掻き分け、龍之介の指が秘唇を割る。
「んく……」

 きゅむ……

 おとなしく皮を被った淫核をつままれ、美弥は腰をヒクつかせた。
「あ……んあ……」
 きゅむきゅむと敏感な小粒を愛撫され、美弥は龍之介にしがみつく。

 にゅりゅっ

 龍之介は片手の指を二本、蜜壺の中に侵入させた。
 お湯を潤滑液代わりにして指を優しく前後に動かすと、美弥の胎内はじわじわととろみを吐き出し始める。
「や……ん……」
 愛液をお湯に溶け込ませながら、美弥はなまめかしく体をよじった。
「時間はたっぷりあるんだけどな」
 龍之介はそう言いながらいったん指を抜き、美弥を膝の上に乗せて背後から抱き締める。
「ん……あん……」
 再び秘部を蹂躙され始めると、美弥は甘く鼻にかかった声を出して応えた。
 内壁を掻き乱され、美弥は痺れるような快感に意識が朦朧としてしまう。
「りゅうっ……!あ、はあぁ……!」
 するっと、美弥が体を動かした。
「っ!」
 龍之介は舌打ちし、腰を引いて美弥の動きを牽制する。
「やっ……!りゅうっ……!」
 上から龍之介を飲み込もうとして失敗した美弥は、不満で唇を尖らせた。
「欲しいのに……」
「何度も言ってるけど、生じゃあ駄目だってば」
 龍之介はうなじに唇を付ける。
「それに、このままだとのぼせるよ?」
 美弥を抱いたまま、龍之介は立ち上がった。
 球になったお湯が、滑らかな肌を滑り落ちて行く。
 ふっくらとした乳房の頂点を、龍之介は指で愛撫した。
 硬くしこり上がった乳首をつまんで揉んで転がして、龍之介はその感触を楽しむ。
「ん、く……あ、はあぁ……!」
 美弥の太股を一筋、汗ではない物が伝い落ちた。
 朦朧とした意識の中で美弥は腰の後ろへ手を回し、龍之介の逸物をしごき立てる。
「っ……!」
「先っぽ、ぬるぬる……」
 頬を紅潮させた美弥の淫靡な言葉に、龍之介はたじろいだ。
「……美弥だって」
 龍之介は、お返しとばかりに美弥の秘部へ指を這わせる。
 物欲しげに収縮を繰り返す秘所を、龍之介は指で掻き混ぜた。

 ぐぷうっ……

 内部に溜め込まれていた蜜が、どろりと溢れ出す。
「……ぐっちょぐちょ」
「やっ……馬鹿ぁ……」
 美弥は恥ずかしさで身悶えし、龍之介はくすくす笑った。
「きゃふぅっ!!」
 入り込んだ指がGスポットをぐりぐりし始めたために、美弥は龍之介へ体を預ける。
「潮、吹けるかな?」
 龍之介の言葉に、美弥は体をよじった。
「そ、そんなの試さっ……!あはあっ!」
 感じる二カ所の同時攻めが始まり、美弥は悲鳴を上げる。
 龍之介はぷっくり膨らんだ淫核と快楽の集合体とを、同時に攻めた。
「やあっ、やめっ……〜〜〜〜〜〜ッッ!!」
 潮を吹くより先に、美弥は絶頂を迎えてしまう。
「あ〜……やっぱり、潮吹きより先にイッちゃうか」
 どこを触っても甘く鳴いてしまう美弥の事だから、そういう事ができてしまう前に体が限界を迎えるんじゃなかろうかと予測はしていたので、龍之介はそう呟いた。
「ま、できなくても不思議じゃないけどね」
 はふはふと荒く切ない息をついている美弥を抱き締め、龍之介はようやく風呂から上がる。
 立ったままイカされてしまった美弥は体の力が抜けているため、龍之介のするがままになっていた。
「りゅ……う……」
 龍之介に体を預け、タオルでお湯を拭き取って貰いながら、美弥が呟く。
「わ……たしだけイクの………やだ……よぉ……」
「今から、たっぷり感じさせていただきます」


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