投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

絶対的トライアングル
【コメディ 恋愛小説】

絶対的トライアングルの最初へ 絶対的トライアングル 1 絶対的トライアングル 3 絶対的トライアングルの最後へ

絶対的トライアングル-2

***


時は放課後。
俺はロボットみたいに、約束のクローバー畑に向かった。

右手と右足は同時進行。
直立不動で、彼女を待った。


「・・・!!!常波さん・・・」

きたっ・・・やっぱ可愛い・・・!!!

何キョロキョロしてんだろ。俺ここにいんのに。

あ・・・こっち来た。よし!クールに、カッコ良く!!

「あの・・・多田君、見ませんでした?」

なんで多田?
「見てないけど、どうかしたの?」

「わ・・・私、・・・多田君に告白して・・・ここに来てって手紙書いたんです。」

・・・ピッ、ピッ、ピッ、プーン

「え・・・じゃあこれは・・・」

俺はポケットから常波からの手紙を取り出した。

途端に、彼女の表情が真っ青になり・・・
冒頭へ戻るわけだ。


***


「間違えたって・・・なんでっ!?俺じゃなくて、多田!!?」

「はい・・・間違えちゃってスイマセン。」

ノコノコ手紙を返す俺。
あぁ・・・神様の裏切り者ぉぉぉ!!


「本当にご迷惑かけてスイマセンでした。では、失礼します・・・」

この様子だと俺の名前も顔も知らないみたい・・・ショック・・・

彼女は頭をペコッと下げて去っていった。


取り残された俺は、ただただ佇んで、叫んだ。

「ちっくしょょょょぉぉぉぉ!!!!!」



でもこの出来事は、ほんの序章。
この先には悲劇と幸運が待ってることを、俺はまだ知らない。


絶対的トライアングルの最初へ 絶対的トライアングル 1 絶対的トライアングル 3 絶対的トライアングルの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前