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ミルクティ
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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ミルクティ-1

文字にする事で
キミとキヲク繋ぐ。

終わりに出来るのか、未だ自信のないまま、結局、キミの好きだった甘い甘いミルクティに溺れる。

誰かのもとに帰るキミを、ほんの一瞬でも手に入れる価値は。。?

甘くしたミルクティが、喉の奥絡む。
余計に乾くアタシのカラダ。

キミの中
アタシの価値

アタシの中
キミの価値

初めから傾いている天秤をいつまでも抱きかかえては、ドロリとした生暖かい感情吐き出せず途方にくれる。


躰だけ繋いで
焦燥感に駆られて
大変な失敗をしたと
気づいたけれど。

もう取り戻せない。
何もかも。

最初から過ちなら
この出会いの意味
教えて。
神様。


甘すぎるミルクティは
いつかあたしを
溶かして
消した。

底に残る
砂糖の固まり
アタシの気持ちの
残骸みたい。


こんなに大好きなのに絶対に手に入らない。

ミルクティ
スプーンで
かき混ぜて
この気持ち
跡形もなく
溶けて
消えたら
楽なのに。


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