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Night farce
【エッセイ/詩 その他小説】

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Night farce-1

嘘にまみれて
澱んだ夜を背に

薄く嘲笑った
ピエロが風船持って


甘いお菓子は
如何ですかと

甘い甘い
至福の瞬間(とき)をと


猫撫で声で…ほら


ごめんね道化は
嫌いなのよと

綺麗ぶってる
あなたのその目は…


見せてごらん
見せてごらん

歪んだ愛 赤くはみ出てる

見せてごらん
見せてごらん

そのナイフで誰を刺したの?a ha…



僕を嫌いでも
これは好きなハズですよ

受け取るまでは
諦めませんよ、さあ


甘いお菓子は
如何でしたか

ほうら やっぱり
好きだったろう


猫撫で声は…軋んで


ごめんね道化は
嫌いなのよと

綺麗ぶっても
あなたももうピエロ


見せてごらん
見せてごらん

裏切りと嘘に傷付いて

見せてごらん
見せてごらん

歪んだ価値観擦り付けて

見せてごらん
見せてごらん

そのナイフで誰を刺したの

見せてごらん
見せてごらんよ

踊る道化[あなた]を写した鏡を



甘いお菓子は
如何でしたか

心も身体も
蝕まれたろう?


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