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【姉弟相姦 官能小説】

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罪A-2

[…ウンッ……ウッ…]
亜紀の規則正しい寝息が徐々に乱れ、時折洩らす吐息に和哉は興奮した。すでに和哉の"モノ"は硬直していた。
和哉は部屋の明かりを消してから、ドアを閉めた。血が逆流するような感覚を覚えた。
和哉はゆっくりと自身の着ているモノを脱いでいく。そして最後の一枚も。
その間、亜紀の吐息は続いていた。彼女は起きていた。うす目を開けて和哉のなすがままに…
[姉ちゃん…]
暗い部屋に和哉の目だけが光る。それは亜紀の知っている弟、和哉ではなく"オス"の目だった。

"和哉…そんな目をして…それに、あんなに大きくして…"

亜紀は躊躇しながらも言い出せずにいた。

"私達、姉弟よ…こんなこと…こんなこと……ダメよ…"

和哉はベッドに横たわる亜紀に重なるようになると、再び乳房を揉んだ。先ほどより強く。そして、隆起した先端を口に含むと、つたない舌で転がした。
亜紀は反射的にビクンと身体を動かした。過敏な部分を舐められた亜紀は気持ちとは裏腹に一層興奮度を増した。
[フッ…ンッ…イッ…]
和哉の熱く硬いモノが亜紀のお腹に当たっている。少し濡れているようだ。本能なのか、小刻みに腰を動かして擦りつけている。
和哉の手が、亜紀のパンツの中に滑り込もうとした時、

"…もう、どうなってもいいや…"

亜紀の心に諦めとも"肉欲への憧れ"ともつかぬ気持ちが芽生えた。
和哉が亜紀のパンツをズラそうとするのを亜紀は少し腰を浮かせて脱がせやすくした。
[姉ちゃん…]
その時、和哉の手が止まった。そして、パンツとタンクトップを元に戻すと、自身も服を着て、亜紀にブランケットを掛けてあげた。
亜紀は寝返りをうって、和哉に背を向けた。和哉はそっと自室へと戻った……

"あの夜"以来、和哉は私を避けるようになった…
私は和哉の激しい愛撫を受けながら、"弟のモノになる"タブーを受け入れていた。だが、和哉は一線を越えなかった。私達姉弟にすれば良かった事なのだが…
私の気持ちは納得していなかった。

あの日から姉の…亜紀の顔が見られない。ボクは亜紀に恋をしたのだ。産まれてから一緒に生活を送る中で、唯一みじかな異性だったが、まったく意識などした事は無い存在だった。それを今では最もいとおしく感じている自分をおかしいと思った。血を分けた姉なのに…

夏休みを迎えて姉弟は時間に少し余裕が出来た。部活は朝から昼過ぎまで。それから塾の夏期講習をこなしても夕方には終わる。そんなある日の夕方、和哉は姉の部屋からすすり泣くような声を聞いた。
その日は部活が休みで、両親が共働きのため、和哉は部屋でウトウトしていたのだ。
和哉は音をたてないように壁に耳をあてた。彼と姉、亜紀の部屋は壁一枚しきられているだけだから。
[ンッ…アウッ…]
壁伝いに微かに聴こえる亜紀の声は、切なそうだった。
和哉はそっと廊下に出ると、亜紀の部屋のドアをわずかに開けた。隙間から見える光景に和哉は目を奪われた。姉が自慰行為の真っ最中だったからだ。
パンツの中に入れた手が小刻みに速く動く。それに連動するように姉の肢体がくねる。


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