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LoveBand1
【青春 恋愛小説】

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LoveBand1-2

前「で、話しって?」
理奈「う〜ん、まずはメンバー集めよね〜」
前「バンドの?」
理奈「うん、何人くらいがいいと思う?」

(別に何人でもいいけどな〜、やっぱ5人くらいか?)

前「5人くらいでいいんじゃない?」
理奈「よしっ、じゃあ5人で決まりだ!」

決まった。

理奈「あとは男女の割合ね」

(これもどうでもいいな)

前「男子3、女子2」
理奈「男子2、女子3で決定〜」

(俺の意見は無視か)

そして俺たちは昼食を済ませた。

理奈「じゃあ前、男子一人お願いね〜」
前「おい!」
理奈「あ、それと、なるべくイケメンで」

(は?)

前「なんで」
理奈「だってミュージシャンなんだから、美男美女じゃなきゃ」
前「そうかい」
理奈「うん。じゃあおねが〜い」

そう言って理奈は出て行った。

(イケメンね〜。…稲葉を誘ってみるか)

稲葉優太とは同じ中学だった。稲葉はけっこうモテてたからな。

(たしか4組だって言ってたな)

(お、いたいた)

−−−−−−−−−−−−

稲葉「どうしたんだ」
前「ああ、お前バンドやらないか?」
稲葉「はぁ!?なんだよ急に」
前「ハハ…。一応リーダーは右島理奈だから」
稲葉「右島って、あの噂のカワイイ娘か…」
前「噂になってんのか?」
稲葉「ああ、みんな言ってるよ」
前「ふ〜ん」
稲葉「…よしっ!やる!!」

(早いな、まあいいか)

そして俺は稲葉と別れた。

−−−−−−−−−−−−

5限が始まる1秒前に理奈が帰ってきた。

理奈「ねえ、どうだったどうだった?」
前「ああ、ちゃんとつかまえたよ」
理奈「おっ、やるねー」
前「お前はどうだったんだよ」
理奈「バッチリ!!ちゃんとカワイイ娘集めてきたから」

−−−−−−−−−−−−−

で、俺達5人は集まった。
それぞれ自己紹介をした後、とりあえず今日は帰ることになった。

理奈が連れてきた2人は、笹川波花(ささがわなみか)と、津田このみ(つだこのみ)ちゃんだ。
笹川はなんとなくちゃん付けは似合わないと思った。めちゃめちゃ元気系だったから。

このみちゃんはみんなそう呼んでたしな。笹川ほどではないが、明るい娘だった。


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