投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

natulal reration
【幼馴染 官能小説】

natulal rerationの最初へ natulal reration 7 natulal reration 9 natulal rerationの最後へ

natulal reration.5〜SIDE 悠〜-1

突然携帯の着信が鳴った。
開いてみると絢からのメールだった。

話ってなんなんだ?もう話かけんなとか言われたりして。
絶交は嫌だ。

やっぱり前みたいに話したい。

愛しいんだ。おまえが。
絢…

俺は急いで返信した。

『わかった』

家に来るのか…。
耐えれるかな俺。でも嫌われたくない。


次の日久しぶりに二人で帰った。
いつぶりだろう…
俺は必死に話題を切らさずに話し続けた。

たまにでる絢の笑顔が懐かしくて。
前に戻ったみたいに…

そうこうしているうちに家へ着いた。

絢が隣にいるだけでこんなにもドキドキしている。緊張しっ放しだ。

「…で話って…なんなんだ?」

そう聞くと絢は黙り込んでしまった。
俺は何も言わずに座っていた。


沈黙がいくらか続いたとき絢は急に泣きだしてしまった。

「どうしたんだよ?なんかあったのか?」

俺は慌てふためき、焦っていた。
どうすればいい?
そんなに弱って泣いているのを見ると
強く抱き締めたくなってしまう。
でも抱き締めると俺は絢を求めてしまうかもしれない。
俺が欲望の塊だから。

でも泣き声を更にあげて泣く絢を無視はできない。

どうすればいいんだ…

…こんな絢を無視なんてできるはずないだろ?

俺は無意識に
絢の腕を引っ張り俺の中にすっぽり納めていた。
そして力を込めて抱き締めた。

「どうしたんだ?絢…」

絢の髪の匂い…俺を優しく包み込む。
やばい…心臓もつかな…。
ずっと前から心が叫んでいる。
絢が欲しい。と。

なんで自分から離したこの手を
また自分で掴んでいるんだろう。

そして絢が口を開いた。

「悠ちゃ…だ」

「ん…?なんて?」

「山本さんのとこいっちゃ…いやだっ!!」

えっ…今…?山本って言った?
いっちゃいやだ?
状況がわからない。
絢はそのまま続ける。


natulal rerationの最初へ natulal reration 7 natulal reration 9 natulal rerationの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前