投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

佐智子さんの話。
【青春 恋愛小説】

佐智子さんの話。の最初へ 佐智子さんの話。 3 佐智子さんの話。 5 佐智子さんの話。の最後へ

佐智子さんの話。-4

その数日後、ふと見ていた新聞の死亡欄に目を疑った。

――誠二郎。

誠二郎の名前が載っていたのだ。

不運な事故だったらしい。
佐智子は葬式にあの真珠のネックレスをつけて、参列した。
そこには綺麗な奥さんがいた。子供も―――





あの時、もし誠二郎さんについて行っていたら………


今とは全く違う未来だったのにね。と笑って私に言った。


でもね、もし誠二郎さんと結婚していたら、あんたに会えなかったからね。
そこは、あのハゲ親父に感謝しなきゃいけないよね。
あの世に行ったら誠二郎さんに会うんだ。

と、私の母は笑って言うのである。




――だが、私は思う。


あなたが人生の分岐点を間違えたことによって、私のような有害オタクが産まれてしまったのだよ。ママン。とね!





おわり


佐智子さんの話。の最初へ 佐智子さんの話。 3 佐智子さんの話。 5 佐智子さんの話。の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前