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「保健室の小さな秘密」
【教師 官能小説】

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保健室のマドンナ-2

「サッカー部集合ー!!」
顧問の声が響く。
「はいっ!!」
ボール片手に駆け寄る。
「こちらは、新しい保健医の美月奏子先生だ。多分ていうか、必ずお世話になるだろうから、きちんと挨拶をしとけー」
「よろしくお願いしまっす!!」
部員が一斉に頭を下げる。
「美月奏子です、よろしく」
ふんわりと笑う。
部員が釘付けになるのがわかる。もちろんオレも例外ではない。

次の日から、新しい保健医は話題の的だった。
「なんていうか、保健室のマドンナって感じだよなぁ…」
健介がほぅ…とため息をつきながら呟く。
「…古くね?ネーミング」
思わず笑いを堪えながら言うと、
「うるさいっ!」
と怒りながらどついて来る。
でもそんな感じかも。アメリカの歌手ではなく、…憧れの女性という意味でのマドンナって言葉はピッタリだ。
ただ、外国風に例えるよりも、和風に例える方が似合う気がする。

例えば…、かぐや姫…とか?うーん、なんか違うな。小野小町…。紫式部…。
……やっぱりマドンナだな。自分の発想の乏しさが恨めしい。

気付くと目で追っている自分がいた。違う女の子と帰る時でさえ、奏子の姿を探してしまう。見つけたら見つけたでドキドキしている自分に気付くのだ。

今考えると一目惚れだったのかもしれない…。

そんな恋焦れていた、遠い存在だと思っていた女性は。

今オレの腕の中にいる。

「ゆ、悠…っ!あぁっ」
後ろから抱き締めて、胸をまさぐる。
「がっ、学校じゃダメって言ったじゃない…んぁっ」
胸の頂をゆっくり円を描きながら擦る。
「…だって、奏子がここにいるから」
「当たり前でしょ!保健医なんだから保健室にいるわよっ」
いや、そういう意味じゃないんだけど…。

奏子の一挙一動がオレをこうさせるんだ。こんなに欲しくて欲しくて堪らないなんて初めてだ。奏子がそばにいると思うだけで抱き締めたくなる。
抱き締めて、…離したくなくて。

もっと鳴かせたくなる。

後ろから抱き締めたまま、左手は胸を、右手はスカートをめくりワレ目を擦り続ける。
「ふぁぁっ!やっ…あぁ!」
机に両手をついたまま、快感に耐える奏子をカワイイと思う。右手がだんだん湿り気を帯びて来た。
太股が小刻みに震えているのがわかる。

「ねぇ…っ、悠…」
奏子が訴えようとしている事はわかるけど、聞いてない振りをする。
「悠…っねぇってば…っんぅ!」
ちょうど突起の部分を強く押したせいか、奏子の体がピクっと跳ねる。

わざと触るのを止めて、
「何?どうして欲しいか言ってくれなきゃわかんない」
耳元で囁くと、恨めしそうに後ろを少しだけ向く。
「直に…舐めたり、触って、欲しいの」
途切れ途切れに紡ぎ出される奏子の言葉が、ほてった耳に心地好い。
「…お望みのままに」
奏子を振り向かせて視線をとらえると、潤んだ黒目がちな瞳が見上げて来た。その視線に応えるように唇を重ねる。


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