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誘惑
【幼馴染 官能小説】

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誘惑2 〜Boy Friend〜-1

「ほら、ちゃんと問題見て。この公式使って……」
「っう〜……!」
部屋の中に響くのは、唸り声とシャーペンを走らせるカリカリという音。
時折、私の声。
「っだあああああ!!」
ぱんっ!と翔太の脳ミソが弾ける音が、聞こえた気がした。
「こんなん分かるかあっ!!」
「ヤケにならないの」
私はお説教してやる。
「でもまあ……行き詰まってるみたいだし、少し休憩ね」
そう言ってあげると、翔太は晴々した顔で床に寝転んだ。
――私達が付き合うようになってから、けっこう時間が経った。
幼馴染みとして付き合っていた頃から薄々気付いていた事ではあるけれど……翔太は、勉強が苦手だ。
運動なら『どんと来い!』と胸を張るのだけれど、相手が教科書に切り替わった途端に、及び腰になる。
で、運動より勉強の得意な私はほぼ毎日翔太の部屋に行って予習と復習をさせたのだけれど……努力もむなしく翔太は赤点を三つ取り、冬休み最初の三日間は補習に当てられた。
そして今は苦手科目を克服すべく、デートも兼ねて翔太の部屋で勉強会を開いているという訳である。
まあ……クリスマスはそれなりに甘く過ごしましたけど。ハイ。
「櫻櫻。こっち」
呼ばれた私は寝そべる翔太の隣へ行く。
「何?」
「けっこう時間経ったし……少しリラックスしましょう。」

さわわっ

「きゃうっ!!?」
服をまくられ、背中を撫でられて、私は悲鳴を上げた。
どうも私は、背中が性感帯らしい。
数ヶ月の付き合いで翔太はすっかりその事を知ってしまって、私の体を味わいたい時はキスと一緒に背中を撫でるのが、合図と化していた。
また背中を撫でられるのがそれだけでアソコがぐじゅぐじゅになってしまうくらいに気持ち良くって、私は抵抗する気力なんかすぐに失せてしまうのだ。
まあ……だからといって会う度に体を求められたのは、イヤなんだけど……。
「あっ、あっ、あっ……!」
背中を撫で回されて、私は声を出して悶える。
「びんか〜ん。ほ〜れほ〜れ」
「や、めてえ……っ!」
執拗に背中を撫でられて、私はとうとう床にへたり込んだ。
「もぉ……感度良すぎるんじゃないの?」
翔太は私の服をショーツ一枚残して手早く脱がせ、ねっとりと濃厚なディープキスをしてくる。
その間も背中を撫でられて、私は体をビクビクと痙攣させていた。
初めての時は童貞だった翔太の事、リードしてるつもりだったけど……最近はすっかり、主導権を握られている。
やっぱり最初にシた後で、『翔太としか、こんなに感じない』という意味合いの事を伝えたのが、まずかったのかなぁ……。
「んあぅ……!」
耳や顎から喉、鎖骨にかけて舐められながら胸を揉まれて、私は逸れていた意識が引き戻され、体を飛び跳ねさせる。
「あ、あ、あ……やあぁ……!」
「や、じゃないでしょお?パンツ濡れまくり」

くちゅくちゅ……

ショーツの上からソコをいじられた私は、たいした愛撫もされてないのに濡れそぼっているのを知った。
「んきゃ!」
翔太がショーツを食い込ませて来たので、私は悲鳴を上げる。
こ……このために、わざと残しといたのねぇ!?
あぁ……でも、気持ちいい……。
「櫻……」
「んんんううぅっ!?」
翔太はショーツをずらして直接ソコを撫でながら、再びディープキスをしてきた。
やっ……!!
尖りきったクリ〇リスをコリコリとつままれ、撫でられて、私は意識が弾け飛ぶ。
「ほんっと……櫻、すぐイクのな……」
どこか遠くから、翔太の声が聞こえて来るみたい……。
「俺もう、我慢できないぞ……」
ショーツを脱がされ……ぐっ、と体を持ち上げられる。

ずちゅうっ……

足の間に翔太が滑り込んで来て、アレがソコにあてがわれた。
「あぎゅうっ……!」
翔太が浅く入って来て、喉が潰れたような変な声が勝手に漏れる。
「行っくよ〜……!」
腰にあてがわれていた手が、少し離れた。

ぐちゅんっ!!

重力の法則に倣って、イッてしまって自由のきかない私の体は、ズンッと沈み込む。


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