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doll
【同性愛♀ 官能小説】

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doll U-4

『こんばんわ。智花。お散歩の時間だよ』

『えっ!?何言って?』
 突然の裕奈の訪問に智花はベッドから飛び起きた。
『だから、お散歩。ほらほら、見て智花の首輪可愛いでしょ。あたしが首輪付けてあげる。やっぱり本物の犬用はよくできているね。小柄な智花だったから大型犬用の首輪でぴったりだよ。よかったね』

 智花は訳の分からないまま裕奈に首輪を付けられる。首輪から伸びたリードは裕奈が握っていた。

『まさか、裕奈。それって今日のペットショップで』
『うん。そうだよ。結構高かったんだから。あっ。でも、お金のことは気にしないでいいよ。だって首輪姿の智花って今日の中で一番可愛いんだもん。それじゃ服は邪魔だから脱いでいこっか』

『ちょっと。何であたしの服脱がす必要があるのよ。待って、いやあ!?』
 嫌がる智花の声は裕奈には届きそうにない。裕奈は満面の笑みを浮かべながら智花を押さえ付けて無理矢理服を脱がした。
『だめだよ。智花は服着ないでお散歩。ほら、どうせペットショップで犬に服を着せる事について疑問に思っていたんでしょ?だったら文句はないはずだよね。今度こそあたしが脱がしてあげるからね』
 智花は犬が服を着ている事に疑問を抱いた事に心底後悔する中、智花の服はされるがままに裕奈に脱がされる。もちろんブラやパンティまで。智花が唯一身につけていたのは裕奈の手につながれた首輪だけだった。裕奈にリードを引っ張られて智花は部屋の外へと連れ出されていった。


 夜の公園はとても静かだった。音がするといえば草木が風で揺れるだけ。昼間賑わっていた街の明かりも落ち着いて、今は月と星だけが照らしていた。
『いいお天気。まさにお散歩日和ね。月も星もよく見えて、都会で暮らしちゃうとなかなかこういうのも見れなくなっちゃうでしょ?』

『裕奈!!どこまで連れていくのよ。いい加減戻ってって』
 夜の公園に智花の罵声が上がる。裕奈はまったく気にしていないようで相変わらずの笑みを浮かべながら、リードの先で四つ足になって歩く智花を見下ろした。
『大丈夫。夜の公園なんか誰もいないから智花の裸なんて気が付かないわよ。でも、智花がおっきな声だしていたら見つかっちゃうかもね』
 それでも智花はそんなこと承諾できるわけもなくその場に伏せる。
『こんな格好でうろつけるわけないでしょ。あたしはこれ以上ついていかないからね』
 裕奈の指摘を受け、智花は幾分声量を落として反論した。
『せっかくのデートなんだからさ、楽しまなきゃそんだよ』
 裕奈の手によって智花は引きずられていく。力を入れているはずなのに裕奈に抵抗し切れず身体は犬のような動作で前に進む。

『こんな歪んだデートあるわけないでしょ。ってやだ。この感じ。裕奈もしかして、またあの薬?首輪付けられただけで従順なペットにされちゃうなんて。いつも思っていたけど本当にこの薬大丈夫なの?裕奈ったらどんなバイトしているのよ』
 智花は犬の態勢から裕奈を見上げてたずねる。裕奈は化粧品会社の新製品を無料配布するアルバイトをしていた。彼女自身もサンプルをもらっているようだが、信じられないような効能をもつものばかりだった。
『大丈夫よ。安心しなさい。智花ってば強情なんだもの。せっかくのお散歩日和に連れていけないなんて嫌だしね』
 そういうと裕奈は顔を智花の耳元に近付け、そっとささやく。
『それにこんな可愛い犬をあたし欲しかったのよ?』
 裕奈は智花の頬に手をのばして撫でる。彼女の柔らかで張りのある感触をもっと感じたいと裕奈は自分の頬もすり寄せる。そして、目の前に智花のふっくらとした艶めかしい唇に誘われて口付けを交わす。

『ぷはっ。誰かに見つかっちゃう。こんなの誰が見たって変態だよ』

 智花が涙声で訴えかけても裕奈にはいっこうに伝わらないようだった。相変わらず智花の歩みはと止まる様子はない。


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