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トラブルバスターズ01
【SF 官能小説】

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トラブルバスターズ01[一章]-5

「三回目が必要か?」
痩せ男の右腕がゆっくりと振り上げられる。
「ひゃ!?許して、許して下さい。舐めます、何でもしますからもう殴らないで下さい」
マリナは泣いて懇願していた。
その言葉に男は満足したのか
「最初からそう素直にすればいいんだ」
男はマリナに屈服の口付けをしろとばかりに自身のものを前に出す。
緩慢な動きでマリナは顔を寄せて、ついには鈴口に口付けをする。
男の異臭が鼻を突いたが抵抗する気にはなれなかった。
「こんな事も満足に出来ないのか」
そう言うと男はもっとくわえ込めと言わんばかりにマリナの金髪を掴んで引き寄せる。
呼吸も困難になる程に喉の奥深くまでモノを挿入される。
マリナの事なんて少しも考えない無理矢理な口姦。
そんな行為も終わりを迎え男は「出すぞ」と宣言してマリナの口から自身を引き抜く。
ドバァ!!
通常では有り得ないバケツを返したような量の白濁液をマリナへ吐き出し、喉と全身を汚す。
「ウッブッ!ゴホッゴホ!?も、もう許して下さい。知ってる事なら全部喋りますから…だから」
「聞こえねえなぁ。そう言う事はもっと早く言うか、俺達が楽しんだ後にしろよ」
白濁液に溺れながら弱々しくマリナが嘆願するが、男は全く聞き入れようとはしない。
「そ、そんな…」
「上の連中には俺の物になってから話させてやる。さぁ、調教の時間だ」
男が号令を掛けた瞬間、マリナの全身に大電流が流れた様に痺れが走る。
「きゃあぁ!?な、なにこれぇ?」
「何って?特製ナノマシン入りの精子だ。女の頭ん中をドロドロに溶かすための媚薬みたいなものだ」
先程のマリナにかけられた液体には、ナノ(10のマイナス9乗メートル)サイズの微細なマシンが何百と仕掛けられていた。
今、皮膚に付着したそのナノマシン達は男のプログラムに従いマリナの皮膚細胞に取り付き、ある電気パルスを垂れ流す。
「気持ちいいだろ?会話程度の空気の振動でも肌全体が性感帯みたいに感じちまう程に。これがソイツらの機能さ」
その電気パルスとは人の細胞を狂わし、性感としての感度を異常に上げるものだった。
もちろん、男は親切心で説明している訳ではない。
その言葉さえも空気の波となってマリナの肌を撫で回すと知って喋っているのだ。
「ひぃゃ…とめ、とめてぇ〜。こんなのおか、おかし、おかしいぃ」
自分の言葉さえ反響で自分に返って来ることにも気付かないマリナが大声で叫ぶ。
「おか?なんだ?犯してって自分からおねだりしてんのか」
「違っ、違っう」
ワザと聞き間違える男にマリナの反論が聴き届けられるわけがない。
「どう違うってんだよ。あぁ〜。こんなに乳首お起てってよ」
覆い被さるように後ろに回り込んだ男がマリナの胸を力任せに揉みあげる。
「ひぎゅぅ。そんな乱暴に」
その力任せな愛撫さえも今のマリナには快感を与えるだけだった。
上半身の火照りは下半身にまで飛び火し、マリナの女を刺激する。
「乱暴に何だ?」
男はマリナの秘部に指を絡める。
「ひゃう!?あ、あぁ」
クチャ、ニチャ
粘着質の水音とマリナの悲鳴が辺りに響く。
「何だこれは?」
マリナの目の前に自分の指を持っていき、その透明な粘液をピチャピチャと音を立てて弄ぶ。
「ち、違っ…そんな私」
顔を真っ赤に紅葉させ涙を流しながら首を横に振る。
男は濡れた手でしつこくマリナの全身を愛撫し続ける。
「いゃ…ふぁ…あぁ…いぃ」
拒絶の悲鳴の中には甘い吐息が混ざり始める。
力の抜けた体は釣り上げられていなければ倒れ伏してただろう。
それからは徐々に甘い喘ぎもその割合を増していき、瞳はトロンとだらしなく垂れ下がり、いつの間にか腰を振っていた。
突然、男がマリナの乳首を捻り摘む。


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