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囚われ
【学園物 官能小説】

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囚われの先-3

「暗くなってきたね。」
「うんッ。」
空は少しずつ赤みをおび、日も傾いてきた。
「…そろそろ帰るか。」
芯太がパラソルを片付ける。
「…早希ッ」
「ん?ゎッ」
片付けをしている二人を残して、健治は早希の手を取り、岩影に連れていった。
「ちょっと…何?」
早希は無理矢理連れてこられて、不機嫌になっていた。
「早希…ココじゃやっぱり嫌?」
「は?!」
健治はどこからともなく、ある物を出した。
「それって…」
早希は、それが何かすぐわかった。
(ゴム…じゃん!!)
「海まで…持ってきたんだ…」
「何があるかわかんないじゃん…」
「はぁッ…」
早希はため息をもらした。そして周りをキョロキョロ見回して、誰もいない事を確認した。
「…日が完璧にくれるまで待ってくれる?」
早希が砂の上に座った。健治も早希の隣に座る。
「…うん。」

波の音が心地イイ。早希は健治の肩にもたれかかった。
「…幸せ」
早希は夕日が沈むのを健治と見ていた。
「うん…」
健治は早希の肩を引き寄せる。
「…くしゅッ。」
「寒い?」
「ううん…大丈夫ッ。こるから暖かくしてくれるでしょ?」
早希は健治に目配せをした。
「イイの?」
「嫌って言うわけ…ナイよ…」
そして二人は熱くキスを交わした。

「見て…今日満月だ…」
早希が健治に抱き締められながら、空を見ていた。
「ホントだ。…月の光で早希の顔よくわかる」
「えッ…嘘ッ」
「嘘じゃナイよ。俺の部屋より明るい」
早希は恥ずかしそうに健治に手を回した。
「早希ッ、顔見せてよッ」
「嫌ッ」
健治はビキニの紐に手を掛ける。
「ひゃッ」
「早希…」
早希は手を離した。
「よしッ…」
健治は笑った。逆に早希は少し頬を膨らませたが、スグに笑顔になった。
「…健治の事…もっとスキになりたい…」
早希は健治の物に手を掛けた。
「早希?!」
「今日は…あたしが健治を愛したいの。」
早希は健治の物を口に含んだ。
「あッ…」
(健治…こんな声出すんだ…)
早希は健治の物を優しく手でおさえながら、舌を使って下から上に舐め上げた。
「くッ…イイょ…早希ッ」
健治は早希の髪の毛をイジリながら、快感に身を委ねていた。
「…うッぁぁッ…早希ッもう…出るッ」
健治は欲望を早希の口に吐いた。
「…ゴメンッ早希ッ。出してイイょッ?」
「ひょふぇんふぇッ」
早希はゴメンねと言ったのだろう。急いで岩に隠れて、口の中の物を出した。


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