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私の心と彼の傷
【悲恋 恋愛小説】

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私の心と彼の傷-1

このままではあなたは駄目になる。あなたの事を思って私がとった手段は最愛の人と別れる事だった。どれだけあなたを傷付けるかも知らずに…。



今、私は勉強机に向かっている。しかし頭の中では勉強とは程遠い事を考えていた。
私には付き合いだしてから3ヶ月の彼氏がいる。暑かった夏も終わりが近づき、少し肌寒くなってきたある日のことだった。普段冷静で大人の雰囲気を出しているあなたが、のぼせたように赤くなって言った言葉。

 「好きです」

それから私は魅了されてしまった。あなたのどこまでも真っ直ぐな一途さに。何をする時でもまず私の事を考えてくれる、あなたの優しさに。
私が手袋を忘れた時。あなたはすぐに手を差し出してくれた。余裕ぶってたけど、よく見たら耳まで赤かったから私も恥ずかしくなったよ。私が男の人と話してるとあなたはすぐに私を呼ぶ。

 「今の誰?」

嫉妬してるのかな?でもあなたは決して私を束縛したりしない。私を信じてるからって。信用してもらってるのはすごく嬉しい。その信用に応えるのが私の役目。私にはあなただけだよ?

 「朝、一緒に行こう」

同じ駅なのに普段は電車に乗るのは私より2本も遅いあなた。朝は苦手だ。って言ってたのに…。私も朝は強い方ではないけど、あなたに会えると思うとドキドキした。でも…慣れない早起きしてあなが体調崩してること、知ってるよ。

 「課題早く終わったから帰ろう」

夜までかかるって愚痴ってたのに…。私が聞くとあなたは

 「大丈夫、大丈夫」

 って言うけど、あなたがその性で怒られたの知ってるよ。サボって出てきたんでしょう?
私を想ってくれるのは嬉しい。一緒にいたいって気持ちは同じ。むしろ私の方が強いかもしれない。でも…
私の存在があなたに悪影響を及ぼしてるのは明らかだった。
それを思うと彼に対する態度もぎこちなくなる。会話も弾まないし、メールも短くなってしまう。あなたが心配だから。あなたの幸せを願ってるから。誰よりもあなたが好きだから。私より自分を大切にしてほしい。思い悩んだ私は決心して携帯を開いた。


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