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貴方の妻にしてください
【熟女/人妻 官能小説】

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貴方の妻にしてください-2

「洋ちゃん、、ただいま・・は?」
真由美は洋一の腰に手を回し自分から抱きついて
上目づかいに甘えている。
「あ、、いや、あ・・ただいま」
洋一は期待こそしているのだが、慣れない環境にまだ
緊張はとけない。
「もうっ、洋ちゃんったら。ただいまのチュウ、してくれないの?」

はっ・・と洋一は思い出した。
普通の結婚生活をしてみたい。だけどやはり、この年になっても甘い新婚生活をぜひとも味わいたいと、確かに書いた。
戸惑いも緊張も混乱さえも覚えていたが、洋一にしては大金を振り込んでいる。
これは、高級な風俗のひとつなのだと意を決して、楽しまなくては。。と思った。

若い。と言える年ではない真由美でも洋一にすれば娘のような年齢だ。まだ髪も艶やかで肌のはりもある。
そして何より、甘い、いい匂いがする。
自分に甘えて抱きついてキスを求める女のいい匂いを嗅ぎながら洋一の下腹が熱くなり血潮のたぎる感覚に若返る思いがした。

それでも遠慮がちにそおっと唇を重ねてみた。
いい匂いがさらに強く刺激されて、ただいまの挨拶のキスだと分かっていたのだが、抑えきれず激しく吸ってしまった。
真由美は抵抗しない。
洋一は少しバツの悪い思いで我に返り、由美子を離した。
「んふっ、洋ちゃんったら」真由美は新妻のごとく恥じらいの笑みを浮かべた。
「ね、着替えて?お食事も出来てるんだけど、洋ちゃんお風呂を先にする?お風呂もわいてるのよ?」

鍋の準備はリビングを見て分かる。酒も少し飲みたいし何よりリラックスして着替えたい。そのほうが家庭的な雰囲気に馴染むかもしれない。
そう思った洋一は風呂に入ろうかな。と答えた。

洋一の返事を聞いて真由美は 風呂場に行って湯加減を確かめ入浴剤を入れた。ゆずの香りだ。
「洋ちゃん、どうぞ。 いいお湯加減よ」風呂場のドアを閉めて洋一を呼ぶ。
脱衣場には脱衣籠もあり、バスタオル フェイスタオルと共に下着と浴衣も用意されていた。サイズも記録ずみである。

「じゃ、ごゆっくりね」と肩に触れて真由美は脱衣場を出て行った。
「混浴・・ってずーずーしいよなぁ・・」と心の中でつぶやきながら脱いだ服を脱衣籠に丁寧にたたみ入れて、パンツは一応服の下に押し込んだ。

シャワーの温度設定、石鹸、シャンプー、リンス。
自宅と同じ製品だった。それらもリストアップされていたのだ。

「あぁーー」と湯船につかると声が出る。
今朝の冷え込みはキツかった。両親はデイサービスの日で送り出すと大急ぎでここまでやって来た。

「夫婦なんだからさぁ、風呂に一緒に入るっていうのもアリだよな・・・でも、そんなこと言えねーよな・・・」
ざぶざぶと湯船の湯をすくって顔を洗いながら小さな声で根性なし!と自分に文句を言った。
すると、すりガラスのドアに真由美の姿が見えた。

まさか・・・!
期待に鼓動が高まって血圧が上がりそうだ。
刺激が強すぎて体に悪いのではないかと不安になるほど脈が暴れだすのを感じた。
自分の妄想に興奮しているのだ。
だけど・・・死んでもいいや。 そう思うほどの嬉しい動悸だ。

「湯加減どう?」真由美がドア越しに聞いた。
「気持ちいいよ・・・」そう言ってしばらく間があいたが
「君も、どうだい?」思い切って言葉にしてみた。

返事がしない。大金を支払っているとはいえ、楽しまなければ損だとはいえやはり洋一としては、ただの風俗好きな、いやらしいおじさんだと思われたくない。
商売だと割り切りつつも、心も満たされるべき状況設定なのである。好かれたい 愛されたい 平安な家庭での夫婦の愛を体験するのが目的なのだから。

嫌われたくなくて遠慮がちにならざるを得ない心境で耳を済ませていると、ドアが開いた。


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