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*HeartBreak...of..*
【学園物 恋愛小説】

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*HeartBreak...of..weekend*-2

「…瑠依先輩…?」
浩之くんは私の顔をじっと見て呟いた。

「…静かにしていて?」

浩之くんにそう言い聞かせると私はまた二人の会話に聞きいった。

私がここにいることが和斗達にバレたら
もう二度と元には戻れない。

関係も何もかも。

「…あたし、天宮くんが好きなの。」

私は瑞希が言ったその言葉に心が凍てつくような気がした。

瑞希は私より可愛くて
私より素直だから。
和斗が振るわけないと思った。

無意識に涙が出た。
私はその場に佇んだ。
「瑠依先輩!」
もう和斗の声も瑞希の声も聞こえない。

「…天宮先輩でしょう。」

「浩之くん…な、なんで?」

浩之くんは私が天宮和斗に好意を抱いていることを知っていた。

「…僕、本当は…」





―――

「…俺は瑞希とは付き合えない。」

俺にしたら瑞希に告白されるなんて思っても見なくて

「やっぱり…瑠依か。」
なんて言われたら…お終いかな…なんて。
「そうだよ。だって俺は…」





――

浩之くんは私にこう言った。
「本当は…瑠依先輩が好きなんです。」

私なんかを好いてくれるなんて、とても光栄なことだけれど

「…でもそれでも私ね…」





――
「瑠依が」

「和斗が」

『好きだから。』



――
「…そうよね…だって瑠依とは仲良しだもんね。」

すると瑞希は泣き出し花壇から去った。


――
「…わかってます。だけどこの思いだけは覚えて置いて欲しいから。」
浩之くんは私の頭を撫でてから
「泣かないで下さい。」
そう言い残して校舎の方へ行ってしまった。


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