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高校生らしくー放課後の禁じられた秘密の世界
【調教 官能小説】

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高校生らしくー放課後の禁じられた秘密の世界-1

由美の自宅のマンションまでは、駅から歩いて10分くらいの距離であった。
由美は、新体操のクラブ活動を終え、たそがれ始めた初夏の町を自宅に向かって足早に歩いていた。
由美は、私立の女子高の3年生。
学校では新体操部のキャプテンをしている。
身長は170cmで新体操部の部員の中でも一番背が高く、学校の男性教師にも引けをとらない長身である。
顔は小さくボーイッシュで、ファッション雑誌のモデルをした事もあり、近くの男子高の生徒の間でも人気になっている。

その日は駅を降りて、角にコンビニのある最初の交差点に来ると由美の脚はピタリと止まった。
自宅に向かう方向の信号は既に青になっており、歩行者の波が立ち止まっている由美をよけながら横断していった。
信号が赤に変わり、隣の信号が青になると由美は青になった信号の方に向きを変えた。
少しためらっていた由美だが、思い切ったように、その青信号になった横断歩道を大股で渡りだした。
由美の脚は、二つ先の信号の所に建っている真新しい高層マンショ
ンに向かっていた。
由美は、以前にその高層マンションの一室に訪れた日の出来事を覚えていた。

その日も、部活を終えて駅前のコンビニに立ち寄った。
何も買う物があるわけではなかったが、店の中には高校生や、会社帰りのサラリーマンや、クラブやバーの水商売らしい人も多く、そんな人に混じっていると不思議に心が落ち着くのであった。
部活をしている時は楽しいけれど、家に帰って独りになると、急に不安になり、恐ろしいほど寂しくなってしまうのであった。

由美が、コンビニの中をゆっくりと歩いていると、
「あのー、バンドエイドは何処にありますか?」
横から、背の高い青年が突然由美に向かって声を掛けてきた。
男性のファッション雑誌に出ているような、センスの良い服装をした青年だった。
「えー? あ、私、店員ではありません!」
由美は少し不機嫌な声で、青年に怒鳴るように返事をした。
「君じゃなくて、後ろの店員の人に聞いたんだよ」
由美が後ろを振り向くと、そこには背の低い店員がこちらを向いて、くすくす笑っていた。
由美は急に恥かしくなり、二人から逃げるように隣のレーンに駆け出した。

しばらく店内を歩き回ってから店の外に出ると、そこにはメタリックブルーのBMWのオープンカーが停まっていた。
ドアーの外側には、さっきの青年が由美を待ち受けるように立っていた。
「さっきは、脅かしたみたいでごめんね。家まで送っていくよ」
以前から知り合っていたように気軽な口調で話しかけてきた。
ドアーを広く開けて、由美を押し込むように革張りの座席に座らせ、ドアーを閉めて、自分は反対側の運転シートに座った。
由美の好きな憧れのオープンカーだった。
革張りの座席には、まだ新鮮な革の香りが残っていた。

由美が乗り込むと、由美の家の方向も聞かずに青年は急発進して車を走り出し、目の前の高層マンションの地下駐車場のシャッターの前に停車した。
大きなシャッターが自動的に上がり、車はまた急発進して中に吸い込まれるように駐車場の中に消えていった。
シャッターが閉まった駐車場は薄暗く、エレベーターホールだけが浮かび上がるように明るかった。
由美が青年に話しかける前に、青年は地下にあるエレベーターホールの方向に歩き出していた。
由美は催眠術にかかったように、青年の後に続いてエレベーターホールに入った。
狭いエレベーターの中は青年の香りに満たされ、由美は青年の優しい心に包まれているような幸せな気分になり、自然と青年の手に手を伸ばし力強く握りしめた。
青年は、振り返って由美の顔をじっと見つめ、大きな瞳で微笑んだ。


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