投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

俺らの明日
【その他 その他小説】

俺らの明日の最初へ 俺らの明日 13 俺らの明日 15 俺らの明日の最後へ

俺らの明日THIRD-5

「なぁ、気のせいかもしんねーけど、あのカップルこっち見てない?」
「気のせいじゃないよ。めっちゃガン見してる。」
「というより睨んでる。」
「ガン見と睨むってどう違うんだろ。」
「今はものすごいどうでもいいよ。」
「それに周りも若干ひいてる。」
「あの角のおばさん達見ろよ。めっちゃ肩震わしてる。」
「俺らの会話で笑ってくれたんなら本望だ。」
「芸人かよ。」
「吉本の門叩くか。」
「俺的には松竹のほうが。」
「細かいよ。ツッコミづらい。」
「まぁ、ちょっと騒ぎすぎたな。」
「悪い事したな。」
「逃げるか。」
「まだ半分も食べてねーよ。」
「しかたねぇ。さっさと食おうぜ。」
『なぁ、場所変えよう。』
『そうね。』
「ここで戦線を離脱する模様。」
「だからいい加減にしろって。」
「マジで洒落になんねーから。」
「けど、マクドで喧嘩するなよな。」
「楽しかったからいいじゃん。」
「まぁ、そうだけどさ。」
「なぁ。」
「ん?」
「一人六個ってきつくない?」
「いきなり戻ったな。」
「いや、俺は別に。」
「五個目の半分あたりで結構くるよ。」
「怖いこと言うなよ。俺今から五個目にとりかかるんだから。」
「ていうかなんで俺らこんなに大量のハンバーガー買ったんだっけ?」
「えっと・・・」
「大食い。」
「ああ、そうそう。」
「あのカップルのせいで忘れてた。」
「うぅ、やばい。きた。」
「だろ?」
「頑張ろうぜ。」
「俺らさ、なんかすっげぇ馬鹿なことしてない?」
「言うな。意識して忘れてんだから。」
「現実逃避は良くないよ。」
「今は許されるよ。」


「ふぃ〜、やっと完食できた。」
「夜風が気持ちいいな。」
「そうだな〜。」
「はぁー、食った食った。」
「結構いい時間だな。」
「何時だ?」
「十時半。」
「もうそんな時間か。」
「早く帰ろうぜ〜。」
『ぶっ飛び!!ぶっ飛び!!』
「ん?」


俺らの明日の最初へ 俺らの明日 13 俺らの明日 15 俺らの明日の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前