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俺らの明日
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俺らの明日THIRD-3

「そろそろ話戻そうぜ。」
「飯だな。」
「あれでいいじゃん。」
「マクドか。」
「定番だな。」
「安いしな。」
「なぁ、昔さ、平日はいつでも半額って言ってたじゃんか。」
「ああ、そういやそうだな。」
「華々しい過去。」
「いつの間にかなくなってたよな。」
「まるで秋のように。」
「上手いねぇ。」
「賢治、あまりそのことを話題にしないほうがいいよ。」
「なんで?」
「色々と敵を作ることのなるから。」
「しかもラスボス級のでかさ。」
「…なるほど。」
「まぁ、入ろうぜ。」


「結構混んでるね。」
「そうだな。」
「なぁ、よくテレビでさ、大食いやってるじゃん。」
「それがどうした?」
「俺らもやんね?」
「…いいね。」
「いいの!?」
「おかしいよ、お前。何で即決断すんだよ。てか俺らの意見オール無視かよ。」
「やろうぜ。こんなの今しかできないって。」
「むぅ、まぁいいけどさ。」
「じゃあ一人何個ぐらい買う?」
「とりあえず一人六個はいけるだろ。」
「じゃあ24個か。」
「言うのはずいな。」
「…誰が行く?」
「ジャンケンだ。」
「ジャンケン」
「「「「ポン」」」」
「・・・」
「行ってらっしゃい。」
「頑張れ賢治。」
「なんか納得いかねえ。」
「今のはマジで公平だよ。」
「ついでになんか面白いことやれよ。」
「なんでだよ。意味わかんねーよ。」
「面白かったらお前の分出してやるよ。」
「マジで!?」
「ああ。」
「行ってくる。」
「あいつなにするかな?」
「見ものだな。」

『お待たせしました〜。ご注文はお決まりでしょうか〜?』
「えっと、スマイル4つテイクアウトで。」
『…お待たせしました〜。ご注文はお決まりでしょうか〜?』
「ごめんなさい。」

「ぶはっ!!」
「わははは!!」
「いい、あの店員さんいい。」

「えっとハンバーガー24個。」
『・・・』
「これはマジです。」
『…ご注文は以上でしょうか?』
「あとコーラL4つ。以上で。」
『ありがとうございます。』

「いや〜、笑えたよ。」
「ほれ、お前の分の金だ。」
「文句なしだな。」
「…あんまりうれしくない。」
「一階混んでるし二階に行こうぜ。」


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