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きみのとなりへ
【純愛 恋愛小説】

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きみのとなりへ-2

それから僕はちょくちょくそのコンビニへ行くようになった。どうやら彼女はいつも水曜日のライブの後にバイトが入ってるようだ。

「こんばんは。」

「こんばんは。」

ただ挨拶をして、ちょっと喋って、それだけで幸せだった。


「本当にそんだけでいーの?」

誠二はため息をつきながら言った。

「いいんだよっ!あの笑顔さえ見れたらさ〜」

「じゃあ誰か他の奴にとられてもいいんだ?」

え…ぅ…それは…

「嫌だろ?」

「や…やだ。」

「じゃあもっと近づけよ!沙癒ちゃんに」

うぬぬ…近づく…どうやって…

「ひとまずメルアド教えてもらえよ!」

「んでも、いつ?」

誠二がニヤリと笑った。

「俺、実は沙癒ちゃんといつも一緒に来てる子と仲良くなったんだよね〜」

ぬぁっ!誠二…さすがと言うかなんというか…

「その子に聞いてやろっか?」

「…お願いします」


その日の夜、僕は彼女にメールを送った。

ーーーーーーーー
こんばんは。
いつも熊谷公園でライブやってる一平です。沙癒ちゃんの友達からメルアド聞いてメールしてみました。
ーーーーーーーー

…微妙…どうしたんだ〜歌詞書くときの文才はどこへ!?メールしてみました。って…だから!?うわぁ〜どうしよう…

「いっぺーーー」

「ぎぃやぁぁ」

母さんの突然の呼びかけに思わず送信ボタンを押してしまった〜!

「はわゎゎゎゎゎ」

「なぁにアホな声出してるの!早くお風呂入りなさい!!」

母さん…なんてことを…送信しちゃったじゃないか…
というか、いつからそこに居たんだ…


う〜ん…ここでハラハラ返事を待ってても仕方ないな…お風呂入ろう。


「ん〜いい湯だぁ〜…おぉう!?」

携帯がピカピカしてる!これはもしや…返事が!?


【つづく】


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