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「ボクとアニキの家庭の事情」
【同性愛♂ 官能小説】

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「ボクとアニキの家庭の事情・4」-1

「あ゛ー・・・マジ腰いてぇし喉枯れてっし・・・・」
「だーからゴメンってバ」
情事(?)の後、オイルでベトベトになったシーツを洗濯機に放り込み、ボクらは風呂に入っていた。
「アニキ、マジでカワイイんだもん」
「お前な・・・つか紅、カワイイは褒め言葉じゃねぇんじゃなかったっけか?」
横目でツッコミを入れて来るアニキ。
「褒めてないもん。別に」
「待てコラ!!」
身体を洗いながらしれっとして言い放つボクに、ほんのちょっぴり悔しそうにアニキが叫ぶ。
「・・・はぁ。紅も昔はにーちゃんにーちゃんってトコトコ着いて来てさー」
「・・・・ん?」
突然昔話をし始めるアニキを訝しんでいると
「一緒に風呂とか入っても、前も隠さねーでポークビッツみたいなカワイイち○ぽ全開で」
「いつの話だっ!!」
そう叫ぶと同時に、身体を洗っていたスポンジをアニキの顔面に向かって投げつける。
「へぶっ」
「全く・・・・・ふふっ」
「・・・く、ぷっ」
『あははははは』
ボクらはお互い顔を見合わせ、笑い合う。なんだが凄い懐かしいような気がする。
「・・ね、アニキ」
「ん?」
一通り笑い合った後、アニキに声を掛ける。
「んー」
そしてボクはまるでからかうように目を閉じ口唇を尖らせ、キスをねだる。
「バカ」
微かに笑った気配がして、少ししてから口唇に柔らかい感触を感じる。

━ちゅっ

軽く振れるだけのフレンチキス。目を開くといつも通りのアニキの顔。
少し間を置き、ボクらは笑った。
「ね、もっかいしよ?」
そう言いながらボクはアニキの首に腕を回す。
「いーよ」
アニキはそう笑いながら言うと、ボクにキスをした。


「ん・・ふぅ・・・っ」
「ぢゅく・・・・ちゅっ、ぢゅ・・・ぷっ」
「ぁ・・・ゃっ」
固く勃起したアニキのち○ぽを口に頬張り、舌で上あごに押し当てながら扱いてやる。と、アニキのち○ぽはビクビクっとした反応を見せる。
「んふ・・・・む、ぁむ・・」
「ぁっ、ふ・・ぅ・・・っ」

━ぢゅぶっ

「ひゃぅっ」
アニキの身体がゆるゆると弛緩した瞬間を見計らい、ア○ルに薬指を突き立て、軽く力を入れる。と、さっきボクが射した精液が潤滑液になったのか、容易に指を受け入れ呑み込む。
「ちゅぽっ・・スゴいネ、アニキのココ・・・さっきはあんなに抵抗してなかなか入んなかったのに、もうボクの指呑み込んじゃった・・・」
「っ・・バカ」
そう言ってアニキは顔を掌で覆う。

ぐちゅっ・・・ぢゅっ・・ぐっぢゅっ・・・づぶっ・・ずちゅっ

「んぅぁ・・・紅ぉ」
甘い声でアニキがボクの名前を呼ぶ。身体を震わせ、ア○ルを掻き回すボクの指の動きに合わせ、漏れ出るようなアニキの声が、ボクの興奮を掻き立てる。
そんなアニキの開かれた股の間にある性器は、刺激を加えられていないにも関わらずに勃起を保ち、体内の「イイ所」をボクの指がかすめる度にビクッと震え、新たに透明な先走りを漏らし、その先端を濡らす。


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