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今は。そしてこれからもずっと・・・
【ファンタジー 官能小説】

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今は。そしてこれからもずっと・・・-14

つかつかと俺は蒲乃菜から離れて俺は男の首に鋭く尖った爪を押し当てた。
「っ!?くっ…」
「さて…この男はどんな声を上げて死ぬだろうか。」
「や、やめてぇ!言うことを聞くから…」
押し当てた爪に力を入れると男の首筋から血が垂れる。
「くっ!蒲乃菜…俺に構うな…そいつの自由にさせるな。」
「お願い!何でもするから殺さないで。その人だけは…」
今時、二流ドラマでもやらないようなこの陳腐なやり取り。
その滑稽さに思わず笑いがこみ上げて来る。
「ふ、ふははは…お前らの恋愛ごっこは見ていて反吐が出るぜ。」
「…いいだろう。この男は殺さないでおいてやろう。」
「言っておくが、俺から顔を背けたりするなよ。それはお前らの死を意味するぞ。
もちろんこの男にも俺たちの行為はすべて見て貰う。目の前で犯される恋人の姿を。」

「さあ…」
再び俺は蒲乃菜にキスを強要する。
その柔らかい唇に俺の唇を押し当てる。
目の前には、蒲乃菜の綺麗な顔。
蒲乃菜の匂いが漂ってきては俺の鼻腔をくすぐる。
「ん…ふ…」
しばらく押し付けていた唇を離し、今度は舌をそこに這わせる。
「や、やぁ…」
ぬめぬめとした俺の舌が自分の唇を這う気持ち悪さに弱々しく拒む。
しかし、俺の行為を拒む事は許されない。
「口を開けて舌を出せ。」
「う…うっ…」
震えながら口を開けると蒲乃菜はゆっくりと舌を俺の前に差し出す。
俺は、その鮮やかなピンク色の舌を嘗め回す。
俺の舌に伝わる蒲乃菜の甘い唾液。
ぺちょ…くちゅ…ぴちゃ…
俺は、貪るように嘗め回した後、口内へと舌を進めていく。
そこも丹念に蹂躙していく。
蒲乃菜の白い歯。
赤く健康的な歯ぐき。
喉からぶら下がるる小さな突起物。
収まり切れない唾液がお互いの顔を濡らすまでそれらすべてを嘗め尽くす。
地面には、どちらの物ともつかぬ唾液の染みが出来た。
「ぷはっ…なかなか美味だったぞ…お前もよかっただろう。」
「う…く…」
「…質問には答えろ。」
「…はい…とっても美味しかったです…ううっ…」
「ふははは…そうか。それはよかった。では次に何をして欲しいのか言ってみろ。
 お前が望むなら、またキスをしてやってもいいし、胸も揉んでもいい。あそこも舐めてやる。
 なんならアナルを舐めてやっても良いぞ。どうするんだ?」
「………」

そのまま蒲乃菜は黙ってしまう。
…このまま俺が蒲乃菜をしたい様にするだけでは面白くないのだ。
…問題なのは俺が満足する事ではなくて、蒲乃菜が絶望する事だ。
…そのために俺の次の行動を蒲乃菜に決めさせるのだ。
自分自身で選ぶともなれば、その苦しみはより強くなるだろう。
むろん選ばせるといっても、救いの選択肢などはない。
「さあ…早く言え。」
俺は、ただ目を瞑って耐えていればいい、という事は許さない。
「ほら。早く言え。」
「む、胸を…」
そこまで言って次の言葉を紡げなくなる蒲乃菜。
俺はそんな蒲乃菜を睨みつけると脅しの言葉を吐く。
「…胸だと…?蒲乃菜…自分の立場がまだわかってないのか。」
「う…ごめんなさい・…あそこを…」
「…何だ?何をすればいいんだ?」
「な…舐めてください!う、ううっ…。」
蒲乃菜は、やっとの事でそう言い切ると恥ずかしさと強制されたとは言えども、
恋人の前で自分から男を誘ってしまった罪悪感に嗚咽を漏らす。
「そうか。そんな純情そうな顔をしながら、恋人の目の前で他の男に
 そんな事を懇願するなんてお前は、最低な雌犬だな。」
「ひ、ひどい!酷すぎる…」
などと俯いたまま蒲乃菜は漏らした。

その言葉は、俺の心に響き、俺の中の人間の頃の記憶を呼び覚ます。


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