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月滅剣
【ファンタジー その他小説】

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月滅剣 現代編〜俺は正義の味方じゃない〜-1

―この物語は近未来の話―
―ある青年が体験した絆の物語である―

2008年夏

兵隊A『新宿区の非難、完了しました』
隊長『これで全部か・・・しかし、あの機械のような化け物には銃は勿論、爆薬も一切効かないのか自衛隊を全国から集めたとしてもこのテロはどうしようもないかもしれん。こうなれば頼みの綱はアメリカ軍の核兵器しかあるまい』
兵隊B『しかし、少尉。まだ、僅かではありますが逃げ遅れた民間人がいますし、東京を放射能汚染すると
日本は・・・・』
兵隊C『報告します。犠牲者、わかっているだけで、死亡者自衛隊1424人、民間人約15000人、敵、5000。被害無し!!』
隊長『内閣総理大臣に報告しろ。東京は諦めろと』

名無し兵隊『なぁ、あの機械の化け物ってなんて呼べばいいんだ?なんか名前付けないといけないじゃないか?』
名無しの兵隊B『お前はのんきな奴だな。俺達殺されるかもしれないんだぞ。』
名無しの兵隊『だけどよ。なんかこうしっくりした名の呼び方したいじゃないか?そうだ機械兵ってのはどうだ?』

機械兵・・・それはほんの数時間前東京に突然現れた謎の兵器である。不思議なことに突然どこかからワープしてきたように現れ東京を破壊した。数は5000前後、大きさは7メールトルでタイプが3つある一つ目は蜘蛛タイプ。これがおそらく一番多いであろう蜘蛛のように6本足で歩きその足で人間を指して殺す。2つめは蜂タイプ。小さいが空を素早く飛び人間の目で捕らえるのは不可能である。3つ目は球型。これは全長が一番大きく。建物を壊すのが目的としている

アナウンサー『こちら、東京上空、見てください、これは東京なのでしょうか、まるで戦争でも起こったかのようです。平和だったこの街も今では瓦礫の山になっています。あっ!!あそこに逃げ遅れた子供がいます。ん・・・しかし機械兵は通り過ぎたようです。しかし、危険なことに変わりはありません。』

警官A『これがテロだとするとどの辺りの国かな?』
自衛隊兵士『うーん、こんな物が作れる国なんてあったか?』
警察A『でもよ、UFOだって人間の手で作られたっていうじゃないか。人間はどこまで神を怒らせたら気がすむのかねぇ』
男『・・・・・・』
自衛隊兵士『おい、民間人は立ち入り禁止だ!!おい、聞いて・・・ひゃーーー!!ひ、人が消えた!!』

アナウンサー『私たちは本当に無力です。今殺されようとしている子供を救うことが出来ないとは今まさに機械の化け物の足が子供に・・・とても見ていられません目を瞑るしか・・・・!!!
私はおかしくなったのでしょうか?今何か見えて・・・』
男『ムーンスロット・・・そうだな・・・相手は雑魚だ2でいいだろ』
アナウンサー『もう殺されたのでしょうか・・・目を開けます・・おおっとまだ無事なようですどうやら瓦礫が邪魔して足が挟まったようです。あっ危険区域から一人の青年が出てきました。どうやら子供を助けるようですしかしもうどう考えても間に合わな・・・!!!また頭がおかしくなったのでしょうか?青年が消えました!!
しかし、もう子供は助かりません・・・私たちは指をくわえてみてるしか・・・』
男『運がいいガキだな。いいかここから動くんじゃないぞ』
アナウンサー『えーと・・先程起こったことを実況します。謎の青年が消えて・・・子供も消えましたあっと、また青年がこちらに歩いてきます。なんと無謀なんでしょう!!しかし、どうやら数体の機械兵器が青年を目標にしたようです。もうだめです!!』
男『はっ!!』
アナウンサー『こ、これは・・・今見たことをありのまま話します拳銃も爆薬もミサイルも一切通じない機械の化け物の体を青年の腕が貫いてでっかい穴が出来ています!!そして体から何か取り出した模様です信じられません!!しかもものすごいスピードです。』


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