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ある女の告白
【調教 官能小説】

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ある女の告白-4

「二階堂、足を広げろ」
今度は私の両足を大きく割り広げようとしました。
「嫌、嫌です!」
私はさすがに激しく抵抗をしましたが、仰向けに倒されてしまいました。
二階堂は私の上に後ろ向きにまたがると、両足の足首を掴み高く持ち上げ、大きく割り広げてしまいました。
「い、嫌…」
私はあまりの恥ずかしさに手で顔を覆い目を瞑りました。
部屋の中の照明は、天井に提げられたシャンデリアの蝋燭と壁に何カ所か取り付けてある燭台に揺れる蝋燭の灯りだけでしたので、それほど明るい部屋では無かったのですが、それでも間近で秘所を見られているという現実は消し去る事など出来るものでは無かったのです。
お館様は、私の薄い茂みに手をあて優しく撫でられました。
そして、
「あまり濃くは無いね、非常によろしい。」
とおっしゃいました。
「ただし、どちらにせよ無いに越した事はない。二階堂、明日のうちには綺麗にしておくようてふに伝えなさい。」
と続けられました。
(綺麗に…?)
その時の私には、おっしゃる意味がわかりませんでした。
「二階堂、もう少し大きく広げろ」
ググッ…
お館様にそう言われ、二階堂の腕が私の両足を更に大きく広げます。
「キャア!」
股を裂かれるような感覚に、私は悲鳴をあげました。
私の秘所は、パックリと開いてしまっていた事でしょう。
お館様は、秘所に顔を近づけると、指で花弁をなぞります。
「ぁぁぁ…」
下半身に電気が走ったような刺激を感じました。
「ほう、まだあまり男を知らないようだな。ひょっとして処女なのか?」
そうおっしゃると、花弁を押し広げました。
片手で花弁を広げたまま、もう片方の指で秘所を探ります。
「処女では無いようだ」
そう言われ、中心に指を突き立てられました。
「い、痛いっ!」
私の秘所はまだ濡れそぼった状態になっていなかったので、私の中心に突き立てられた指が、擦れた痛みを引き起こし、私は大きな声を出してしまったのです。
「我慢しなさい。しばらくすれば痛みは無くなる」
お館様はそう言いながら指を動かします。
私の中心から深く差し込まれた指が、蜜壷の中でモゾモゾと蠢くのを感じました。
次第に私は痛みを感じる事は無くなり、変わりに指が蠢く度に甘く疼くような感触を与えるのを感じていました。
私の秘所から
クチュ…クチュ…
と湿った音が聞こえ始めると
「ん…ん…」
と喉が鳴り
「感度は悪く無いようだ」
と、お館様がおっしゃるのが聞こえました。
「あまり使われていないようだから、しばらくは無茶をしないように」
お館様が二階堂にそう言いました。
「こちらは使った事があるのか?」
秘所から抜き出された指が、私の恥ずかしいつぼみに触れました。
「固いな…」
つぼみを指先でつつきながらそうおっしゃいます。
「ここに男を迎え入れた事はあるのか?」
私は手で顔を覆ったまま
「…ありません…」
と答えました。
後ろのつぼみで男性を迎え入れると言う行為があるのは、聞いた事がありましたが、私の想像をはるかに越える行為でした。
「徐々に…これからだな…」
お館様が低い声でそうおっしゃった意味を、その時の私には何も理解出来ていませんでした。
まさか、この先私に地獄のような日々が待ち受けていようとは。


その晩私はベッドの上で、自分にふりかかったこの奇妙な現実を理解しようと必死になっていました。
私には私専用の部屋が与えられ、高価なそれと一目でわかるアンティークな家具がいくつも置かれていました。
映画でしか見た事の無いような、天蓋の付いた大きなベッドには、素晴らしい細工のレースで飾られたシーツが掛けられており、調度品のどれを見ても、今まで私が生活してきた世界とは違う世界なのだという事を教えていました。
その晩私が出せた結論は、どうやら私はこの不思議な家に囚われてしまったのだ…という事だけでした。
誘拐されてしまったのだ、二度と戻る事は出来ないのだという事実を認めるのは、非常に辛い事だったのです。


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