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【SM 官能小説】

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-1

 今日は初めて電話でお話します。今までメールやチャットでは何度も体験してきました。緊張します。もうすぐご主人様から電話がかかってくる時間です。
 どんな声をしているんだろう?あたしの声にがっかりされないだろうか?
…今日はどんな命令されるんだろうか?

 手に握った携帯が着信を告げる。
 きた。知らない番号。登録されていない番号ということはご主人様からだ。通話ボタンを押す。緊張して声が少し上擦ってしまった。

「もしもし。」

「もしもし。ゆうさんですか?」

「はい。」

「はじめまして。・・・は変か。」

「ふふ。そうですね。」

「電話で話すのは初めてだから、とりあえず、はじめまして。」

「はじめまして。」

「そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ。これから・・・もっと興奮してもらうんですから。」

 下の方がキュンとなった。これだけで濡れてしまうなんて、ご主人様の声に興奮してるんだろうか?この状況に興奮してるんだろうか?

「今、どんな服を着てるのかな?」

「・・・下着姿です。」

「いつでもさわれるように?それとも、待ち遠しくてそんなやらしい格好で待ってたのか?」

「待ち遠しくて・・・。」

「まさか、もう濡らしてるわけはないよな。」

「濡れてます・・・。」

「まだ、なんにもしていないんだぞ?困ったやつだなぁ。確認しなくてもわかるほどに濡らしているなんて。」

「ごめん…なさい。」

「どれほど濡らしてるのか、聞かせてもらおうか。」

「え?」

「受話器をお○んこに近付けて、指でいじってみなさい。」

 あそこの音を受話器越しにご主人様に聞かれてしまうのかと思うと、恥ずかしくてどうにかなってしまいそうで。なかなか実行しないあたしにご主人様はこう言った。

「早く。」

 有無を言わさない言い方に、特別怖い言い方ではないのに、ビクッとしてしまう。
 携帯を握っている手と、もう一方の手をゆっくりゆっくり下へ下へと下ろしていく。そこへ指を挿し入れる。掻き分けなくてもパックリと開いたその場所は自分でも信じられない程に濡れていた。


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