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snow Man
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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snow Man-1

深々と冷えた街に恋人たちの幸せが溢れだすと
キャンディーみたいな色とりどりの灯の粒がキラキラと弾け踊る。
その隅っこで僕はふわりふわりと
フキダシみたく固まった吐息をカンバスにして
悲しみのartを塗りつけて歩く。
角を曲がって見えた古いおもちゃ屋さんの店先に
なんだか情けない顔をした雪だるまがポツンと独り。
立ち止まって
まるで僕みたいなヤツだな
なんて笑ってみたりして。
店の主人が云うには
この雪だるまは近所の子供が造ったらしい。
彼は僕にコーヒーを差し出すと
何も云わずに店の中へ戻っていった。
古びたおもちゃ屋の店主から
僕への思いもよらないプレゼントは
そっくりな僕と雪だるまの
無言の会話と優しい時間。
じゃあ僕から愛しい君へのプレゼントは
想いを込めて
「有難う」って
声を投げて素敵な星空に還すよ。
Merry Christmas


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