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ピアノ
【同性愛♂ 官能小説】

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ピアノ-8

「んくっ!うあ…あっ」
「はっ…お前の中気持ちいいよ」
耳元でそう囁かれて身体が脈打つ。
それに、優しく耳に響く声とは反対に、込められる力は一向に緩んでくれない。
それなのに…なんだろう。
俺、おかしくなりそうだ。
俺の中を先生が突き抜ける。その感覚に、どうしようもない位墜ちていきそうになる。
現に俺の体は黄色信号を灯してる。
「っん、もっ…せんせっ…やっ、イきそ…あっ」
先生の顔を見上げると、先生はふっと笑った。
「んな可愛い声出すなよ…」
先生の動きが早くなった。
最後に限界まで下がり、突き上げられて俺は達してしまった。
先生も少し後に達したみたいだった。



「俺もツキが回ったな…生徒に手出すとは」
ふーっと煙草の煙りを吐き出しながら先生が呟いた。後悔してんのかな…。
「お前の所為だからな?今更後悔しても遅いぞ」
こっちを見て笑ったかと思うと、ぐっと抱き寄せられた。
「しねーよ!馬鹿っ」
煙草の匂いがする先生の口に向かって、少し足を伸ばし、ちゅっ‥とキスをした。
「明日も来るか?ここに」

「えっ‥明日も?」
少し顔が赤くなってしまった俺を見て、先生がにっと意地悪に笑った。
「ピアノ聴きに…って意味だけど?何想像してんですかね」
「るせっ…ムカつくな…」
ぐいっと腕を引っ張って、もう一回先生にキスをくれてやった。
「ッ、バカ灰落ちた…」
「知るかよっ」
「じゃあ、責任取って貰おうか」
襟首を引っ張られ唇を噛まれた。

…やっぱムカつく。


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