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新聞配達で忙しい君へ
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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新聞配達で忙しい君へ-1

新聞配達で忙しい君へ…


現在 2:38

《あぁ…
 君が起きる頃だ》


もぅじき雪がふるね。
風邪引かないかな?
マフラーしなきゃダメだょ?手袋も…

帰ってきたら、
暖かいミルクをぁげるょ。
私は少し焦げたハニートースト。

それでさ、
今日見た朝の話を聞くんだ。
君がお気に入りの
犬がくしゃみをした話。

空を眺める
不思議なぉじぃさんの話。

君の好きな
空の話。

何枚も?写す君の写真で、
私は今日の君の機嫌が、何となくわかるんだ。


君が口ずさむ歌が心地よくてさ。
私はうとうとしちゃぅの。

君は歌いながら、

知らないキャラクターが描かれた幼稚な毛布を、
私にかけてくれるんだ。

《あぁ…
 暖かいな。
  今日も眠れそう》


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