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fantasy ability
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fantasy ability・3‐明かされた真実!!過去の自分と幻(いま)の自分‐-4

‐九時四十分、神城家食堂‐

〈シュン〉

‥‥食堂か。

「食堂で間違えはないが、と同時に俺らの作戦室でもある。」

‥誠慈さん、毎回解説ありがとうございます‥‥‥

「‥‥よく帰ってくる気になったわね。山崎 皇希君‥‥そして、凰ちゃん♪♪」

そういって、梛さんに抱きつかれた‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥って、

「ちょっと、梛さん!放して下さい!」
「う〜ん、ダメ♪」
「‥‥誠慈さん、どうにかしてくれませんか?」
「‥‥ワルイナ。俺らではその状態の母さんを止められなくて‥‥。‥‥はぁ。」

周りにいた神城家の子供達が一斉に、首を縦に振る‥‥‥。‥‥‥良いんだか悪いんだか、解らない‥‥。しかも、梛さんのクールなイメージが無くなっているし‥‥

「良いじゃない♪♪甘えさせてよ♪♪」

‥‥まぁ、愛しい人に十万年会えなかったから、解るがそれでも一応は、神様なんだからしっかりしてほしい。‥‥‥‥トホホ‥‥





解放されたのは、三時間後だった、‥‥苦しかったような嬉しかったような‥‥‥って、違う!!!

「‥‥あの、梛さんは俺の゛正体゛って知ってますか?」

‥‥急に、真剣な表情になった‥

〈ゴクッ〉

「‥‥‥‥‥‥知らない♪」

〈ドサッー〉

‥‥‥知らないのね。それは、全員転んでしまうだろう。

「‥‥でも、゛奴等゛はきっと゛カオス゛の事ね。」
「えっ!?」
「そろそろ、復活する頃とは思っていたけど、早くも貴方を見すけて暗殺を謀った。というのが私の考え方。多分、貴方が夢の中であの人が放った魔力のせいね。私も、それに反応しただけだから、すぐに見つけて当たり前よ。」
「‥‥はぁ。」
「失敗したって、またすぐに来るわよ。貴方の学校に、可能性は絶対ね。何故なら、今日の事があるから、狙い目なのよ。‥‥あの学校もここも、‥‥聖地なんだから。」
「‥‥‥?」


「‥‥つまり、魔力が溜まりやすいって事ね。」

‥‥つまり、ヤバクナイデスカというのは毎度の事だが、いい加減飽きたから。‥‥‥ハァ‥‥‥

「あら、ため息ばっかね♪」

‥‥誰のせいですか?誰の!!

「まぁまぁ、今日はさっきの部屋で、寝てくれないかしら?明日は無いと思うわ。それに、誠慈と光に監視させとくから、よろしくね♪」

‥‥‥‥‥‥‥‥もう嫌だ‥‥‥‥今日はもう寝るか

「‥‥じゃあ、とりあえず!寝ますね!では、お休みなさいです!!!」


「もしかして、怒ってるのかしら?」
「‥‥‥そうです、母さん。」
「何よ。誠慈だって、そうじゃない!」
「‥‥‥‥」


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