ふたり【お泊まり―３】～刺激的な夜!?Ⅱ～-5
正直、俺はキスされると思った。
…あかねのこともあったし、雰囲気的にもおかしくないと感じたから。
けど、違った。
エリカは遊輝の肩に顔をうずめて目をつむる。
「あたしが眠るまで……こうしていて。」
「…うん」
拍子抜けって言ったらおかしいけど俺は力が抜けて……急に眠気が………
遊輝は深い眠りに落ちた。
寝息をたてはじめた遊輝を見て、エリカは頬にそっとキスをした。
エリカは微笑んでまた肩に顔をうずめる。
エリカが眠りにつくまで、そう時間はかからなかった。
ふたり【お泊まり】
まだまだつづく