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「ボクとアニキの家庭の事情」
【同性愛♂ 官能小説】

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「ボクとアニキの家庭の事情・3」-3

「・・・・・紅は、どっちがイイ?」
「ん?」
「タチかネコ」

確かに重要だけど、かなり間抜けな質問な気もする。まぁ女の人相手であれば、よっぽど特殊な状況でもない限り男の方が挿れるもんだからそんな事考えるまでもないんだケド。
ただついさっきアニキの事犯そうとしたボクとしては・・・・・

「・・・・・挿れたい」
「マジ?」
若干苦笑いを浮かべながらアニキが言う。
「ん、マジ」
ボクはそう言い放つと、アニキをベッドの上にひっくり返し、内股にキスをする。
「ひゃっ」
「だって・・・・・アニキ、すっげカワイイし。色っぽいし」
股下から顔を覗かせてアニキの顔を見る。そして不敵に笑ってみせた。
「バカ・・・・・オレ、お前より何歳上だと」
「かんけーないよ、歳とか、血とか、性別とか。好きだもん、アニキのコト。ぜってー、誰よりもさ」
少し顔を赤らめながら言うアニキに対してそう言い放つ。
「・・・・・紅」

━ぐいっ

「ひゃあっ」
何かを言いかけたアニキの足首を持ち、そのまま上に持ちあげる。
「・・・・・すっげーヤらしいカッコしてんの、判る?自分で」
「あ、たりまえだろ・・・・・こんな、カッコ」
線が細いとは言え、大人の男性らしく、いや、普段力仕事をしている分、ジムとかで不自然に付いた物とは違う、綺麗な筋肉が汗で濡れてゾッとするくらいの色気を放っている。
「ボクもそーだケド、アニキも体毛薄いよね・・・・・」
開いている方の手の指をアニキの陰毛に絡ませながら呟く。その陰毛も決して濃くはない。むしろ例えるなら早熟な小学生の男の子が生やしたチ○毛、っていうくらいしか生えていない。流石にボクよりかは濃いけれど・・・・・。
他の部分に目を移しても、すね毛もほとんど生えていない。髭だって、アニキが髭をそっているのなんて見た事がない、むしろ想像すら出来ない。下手な女の人よりも綺麗な肌(少し日焼けしているせいか色は少し黒いけど)をした端正な顔立ちのアニキが羞恥に顔を染めていて、そんなアニキの股間からは勃起したち○ぽが上を向いている・・・・・。
「どんだけヤらしーんだよ・・・・・」
そうため息のように言いながら、さっきまで陰毛に絡ませていた指を自分の口の中に含み、唾液で濡らしていく。
「バカ・・・・・おめーが、こんなカッコさすかー・・・・・いっっ」
そこまで言うと、アニキは喉を反らせて押し黙った。それはそうだろう。ボクが自分の唾液で濡らした指を一本、アニキのアナルに第一関節まで埋め込んだんだから。

「紅・・・・・っ、痛」
「痛い?・・・・・んじゃ」
そう言うが早いか、ボクはアニキの股の間に潜り込むと、固く閉じたアナルに舌を這わせた。
「やっ、紅ぉ・・・・・っ!」

ぴちゃっ、ぴちゃっ、ぴちゃっ・・・・・ぺろっ

「ひっ・・・・・!」
部屋の中に、ボクの唾液の湿っぽい音と、アニキのハスキーな矯声が響く。


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