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忘れな草〜Forget me not〜
【二次創作 その他小説】

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忘れな草〜Forget me not〜-1

名前―『忘れな草』
色―『青・碧紫』
時期―『二月頃』
花言葉―『私を忘れないで』


…では、忘れな草の花物語をご存じですか??
忘れな草には、2人の男女のこんなお話があったのです。



むかしむかし
ドイツの郊外にドルフという青年と
幼馴染みのベルタという少女が住んでいました。

2人は小さい時からの付き合いで、大きくなった今もそれは変わりありませんでした。

どこに行くにも何をするのも、2人は一緒でした。

いつしかその当たり前の日常から2人はお互いを意識するようになり、それは恋へと変わりました。

それはだれが見てもうやらむほど、2人はお互いを大切にしていたのです。

ある晴れた日のこと。
2人は街の外れにある川へと散歩に行きました。
2人が歩いていると、川岸に一輪の花を見つけました。

「まぁ…なんてきれいな花なの」

ベルタが言うのもムリはありませんでした。
その花は小さいながらも美しく、優しい小花を咲かせた花でした。

街の花屋でも見たことのない、それはそれは珍しい花でした。

しかし
ここのところ続いた大雨のせいで、川の流れはいつにも増して速く、誤って落ちたりでもしたら決して命はないでしょう。

ベルタは近づいて摘みたい気持ちを押さえ、あきらめることにしました。

ドルフはそんなベルタを見て、決心しました。


「僕がとってきてあげる」

ベルタはとめましたが、大好きなベルタのためを思うドルフには聞こえません。

ベルタの喜ぶ顔が見たい一心です。

そんなドルフを止めることができず、ベルタは仕方なくドルフを見守ることにしました。

ゆるくなった川岸の土を踏みながらゆっくりと花に近付き…ドルフは花を摘むことに成功しました。

「やった、やったよベルタ!!」

そう言って、ベルタの方を振り向いた時でした。

――ガッ!!
「!!」


なんとドルフの足下の土が崩れ、ドルフは花を持ったまま川に落ちてしまいました。

「ドルフ!!」

ベルタは流されるドルフを必死に追いかけます。
しかし川の勢いはとどまることを知りません。

容赦なくドルフを流していきます。

ドルフも川岸に近寄ろうと必死にもがきましたが、水の力に押され進むことができません。


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