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証拠が消去される頃
【レイプ 官能小説】

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アタシの沈黙-1


 アタシ、つゞりはいま強姦されてる。

 場所は、アタシが住む公営の高層住宅の階段の踊場。

 階段に腰をおろしてアタシを後ろから抱き、下着を裂いてチンチンを挿しいれてきたのは、自治会の役員でアタシとほぼ同じ三十路のオトコ。

 非常階段に異常はないか二人で歩いて見回っているうちに、いきなり後ろからアタシのクチをふさいで、遠慮なしにアタシの下半身をムキ出しにした。

 秋分近くなのに残暑激しくて、汗に濡れたアタシの胸をオトコの指先が撫でる。
 「ええチチしとるなぁー。この夏つゞりサンがラジオ体操を前に立ってやっとる時に、男の子らがつゞりサンのチチをガン見しとったもんなー。」

 オトコの指先がアタシの乳房を揺らすと、その揺れがチンチンが挿さるアタシの股間に伝わる。
 セックスの経験があまりないアタシは、くすぐったさよりも痛みで目の前が青白くギラギラしてくる。

 「ほら、」オトコがさっきからアタシの脇腹をごそごそしてると思ったら、アタシが下げてるポシェットからスマホを取り出してアタシに見せつけた。「110番したらどないや?」

 アタシは返事も出来ない。オトコはアタシの耳もとで言う。
 「お巡りが来ても、オレはチンチン抜かへんで。お巡りが見とる前でズッコンバッコン腰使こたるわ。」

 オトコはアタシのアゴを腕で上げた。
 「いま、つゞりサンとオレのカラミを、あのカメラがしっかりとらえとるで。」
 踊場の天井に半球形のカバーがある。「アンタら若い女性住民のリクエストでつけてもろた『死角のない防犯カメラ』や。今しっかり、つゞりサンとオレの交尾を記録してくれとるで。ほれ!」

 オトコは膝を立てて、アタシの身体を反らせた。
 「オレとつゞりサンのハメ撮りや。つゞりサンが強姦された言うて訴えたら、これが証拠になるんやで。審議する奴がこの動画みて『確かに挿入してる』と確認できるわ。」

 「……い、いや……」アタシはかすかに声を出した。するとオトコは、
 「もっと大きい声出せや。そのへんしょっちゅうおせっかいなオバチャンがウロついとるから、すぐ駆けつけてくれるわ。そんでオレをどついて引き離してくれるわ……そやけど……」
 アタシの背後から煙がただよってくる。オトコはタバコを吸いながらアタシを犯してる。「……目撃したオバチャンは、ナマで見たオレとつゞりサンとのセックスに刺激受けて、みんなに詳細を語ってくれるで。」
 


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