投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

囚われ
【学園物 官能小説】

囚われの最初へ 囚われ 9 囚われ 11 囚われの最後へ

囚われ〜Another Side〜-3

「…恐い?」
「え…?」
芯太が動きを止めた。
「…無理しないで」
そう言って、芯太が望のおでこにキスをする。
「今なら…まだ止められるょ」
芯太は望の手を握る。
「…望、震えてる…。俺は…無理をさせたいワケじゃナイ。ゆっくりでイイんだょ」
芯太は優しく微笑んだ。
「芯太…」
(いつもの芯太だ…)
「可愛い望見れたダケで俺は満足だよ。」
芯太は望にタオルをかけ、ベッドを離れようとした。
「…嫌じゃナイょ。芯太」望が芯太のシャツの裾を引っ張る。
そして顔を赤くしてこう言った。
「…あたしッ、初めてなのッ」
「え?…」
「…だから変に緊張しちゃって…。」
芯太は望を強く抱き締めた。
「…望、ちゃんと言ってよ。そしたら、もっと大事にしたのに…」
そしてキスをたくさん落とした。
「イジワルなコトいっぱいしちゃったじゃん…」
「ぷッ…フフフ」
望は笑った。
「…やっぱり芯太だッ。」
そして唇を芯太の胸に押しあてる。
「…初めては…芯太がいいな…」
「望…」
「あたしにッ女として生まれたことの喜びを教えて下サイッ」
「…なんだソレ〜ッ」
二人は笑顔になった。そしてどちらからともなく、長く熱いキスを交わした。

「ふッ…」
望は芯太の与える快感に、吐息を洩らした。芯太は望の足の間から顔を出す。
「…んッ芯太ぁッ?」
「色っぽい声…」
芯太の手は望の愛液でベトベトになっていた。
「ヤダッ…恥ずかしい」
「コレ?コレはね…望が俺に感じてくるてる証拠なんだょ…」
そしてまた芯太は望の股に顔を埋めた。
「ふぅ…あッ」
芯太は舌をうまく使って望を快感へ導く。
「もうイイかな?望、少し腰あげて…」
「うん…」
「…俺の首に手を回してッ」
望は、芯太の指示に従う。
「…いくょ。」
―ぐッ
「くッ芯太ッ…痛ッ…んんんッ」
望は苦痛に顔を歪める。眉間にシワを寄せて、目に涙が薄ら見える。
「ツラい?」
芯太が聞くと、望はコクンと頷いた。
「…望。ちょっと我慢して…」
「ふッ…んんんッ」
芯太は望の唇を塞ぎ、望の中に一気に沈み込んだ。
「なれるまで…もう少し待って。」
「う…んッ…芯太ッ、全部入って…るの?」
「…うん。入ってるよ。全部…」
望は無理をして笑ってみせた。
「…嬉しい…」
「望…」
芯太は望の腰を持ち上げた。
「動くょ」
芯太は望をいたわりながら、ゆっくりと動いた。
「んッ…くぁッ…」
望はまだ辛いようだ。
「…あッ」
逆に芯太は、望の締め付けに切ない声が漏れる。
―…
「…ふぁッ。芯ッ…」
芯太が望の中の快感スポットを突いた。
「あッ、んッ…ふッ…」
「…声、辛いダケじゃなくなってきてる…」
「ふぁ…んッ」
芯太は腰のスピードあげた。
「くッ…ゴメッ先イクッ」
望の締め付けにたえられなくなった芯太は望の中で絶頂を迎えた。
「ひゃぁぁッ」
望の中に芯太の精液が放たれ、その水圧が望を快楽へ導いた。
「ああぁぁぁッ…」
―…
「その…どうだったかな?」
芯太は望の反応をうかがっていた。
「痛い。」
望は感じたコトすべてを芯太にぶつける。
「恥ずかしいし…芯太の豹変ぶりにビックリした。最初は痛いだけだったケド、最後は…気持ちよかったですッ」
望はすべてを言いおわると、芯太の腕枕に寝転がった。
「…あたしはどんな芯太でもスキだからッ」
そう言い残して、望は深い眠りについた。
「おやすみ、望。」

「…明日は寝かさない」
エロ芯太が覚醒した夜だった…。
望の楽しいお泊りは…まだ始まったばかり。




囚われの最初へ 囚われ 9 囚われ 11 囚われの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前