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見るな。
【ホラー その他小説】

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見るな。-2

そこには 

「見るなってあれだけ言ったのに」
と赤い字で書いてありました。 

髪の毛は焦げたような匂いがし、とても臭かったのですぐにゴミ袋に捨てました。 

あまりにも怖くなったので、この間の友達に泣きながら事情を話してアパートまで来てもらいました。 
友達はすぐに駆け付けてくれました。 

鍵を閉め、灯りを消さずに友達と朝まで他愛もない話をして夜を明かしました。 
友達にお礼をいい送り出すとき 
「何かあったらまたいいなね!」 
と励ましてくれましたが、表情を見ると何か思い詰めた感じがしました。 

一安心して講義が夕方からだったので睡魔にも勝てず眠りにつきました。 

その夢の中の出来事です。老婆が糸車を引いていました。 
不気味はリズムで繰り返しながら。 
私はとっさに出口へむかいましたが出口には鍵が掛かっていて出ることができません。 

突如、足を誰かに激しく掴まれました。 

「だから見るなと言ったのに。」 
老婆が髪を振り乱して足元に這いつくばっていました。 
巻いていた糸は赤く染まりました。 

悲鳴をあげ私は飛び起きました。 
大量の汗でショーツはびっしょりになってました。 
足元を見ると 


確かに握られた跡が、手形がうっすら付いていました。 
気持ち悪くなり、講義もサボり部屋でうずくまっていたら、講義に来ない私を心配して友達からメールが来ました。 

夢の内容を慌て伝えました。 
そして彼女からの返事は
「伝えたいことがあるから、今日講義終わったらいくね。」と返ってきました。 
講義が終わる時間になってもいっこうに彼女は来ませんでした。 

心配してメールをしても返事はきません。 

ネットで都市伝説を調べたら似たような話がありました。 
それによると赤の小包が届いたら、自分の髪と例のメッセージを書いた紙切れを封筒に入れ誰かに送らなくてはならない。 
そうしないと呪われてしまうとありました。 

それ以来3ヶ月経ちましたが何も起こりませんでした。 
私は。 

怖い夢にもうなされることなく平和に過ごせるようになりました。 

しかし 


友達はあの日から行方不明になりました。 



あなたの元にも 
「見るな。」 
と書かれた小包が届くかもしれません。 

決して見ないでください。


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