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人妻ハメ好きの友人
【熟女/人妻 官能小説】

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瀬尾岩之助という男-5

「これまで瀬尾部長とは何度かセックスしましたけど、あの旅館の夜が一番精力的でしたね」

 愛人関係の始まった日のことを思い出して感慨深そうに懐かしむ里夢。だが、岩之助の方は全くそんな感情など湧かない。
 
 今の状況は人に言わせれば因果応報だと言われるかも知れない。だしても、だとしてもだ。それは度を越えていると岩之助は思い出して実感している。

 里夢と致してしまったことは、慰謝料を払って示談で解決すれば何も問題はなかった筈だ。

 今からでも間に合うのではないか?岩之助は淡い期待を寄せて再度交渉を試みた。

「双葉君‥‥」

「はい?」

「君との関係、終わりにしないか?これまでの慰謝料はちゃんと払うから」

 別れを切り出すと、里夢の表情から先程まであった笑顔が消えた。そして、彼女は無表情で岩之助に詰め寄る。

「あの日以外にも私と交わったのに、ですか?」

「それは‥‥」

「私達の関係をお父様に話してもいいんですよ?こっちはむしろ被害者ですし、味方になってくれますよ。それに奥様に私達の関係を全部知られてもいいんですか?瀬尾部長の社会的地位も家庭も全て終わりますよ?いいんですか?」

「双葉、君っ‥‥!」

 自分よりも年下で背も低い女性に圧倒されて岩之助は思わずたじろぐ。言われたことも耳が痛い事実ばかりで反論の余地がない。

 一方の里夢はハッとして「いきなり失礼しました」と謝罪すると詰め寄った距離を離れる。

 そして、彼女は改まって口を開く。

「瀬尾部長。私は貴方を脅すつもりなんてないんですよ。ただ、奥様と別れる気がない以上はこれからも愛人関係は続けて欲しいんです」

「‥‥‥‥」

 岩之助は無表情を貼り付けながらも、胸中では彼女に逆らえないことに苛立ちを募らせる。

「あ、そうだ。もし、お暇なら今晩久しぶりにしませんか?新しい下着、買ったんです」

 今の岩之助の心境を知ってか知らずかの里夢からのお誘い。あまりにも図太い神経に、渦巻いた苛立ちを怒りを通り越し、いっそ呆れ返る岩之助であった。

「‥‥今日は駄目だ。気分じゃない」

 里夢からの誘いを否定することでせめてもの優位に立ちたい意味合いもさり気なくあった。

「それは残念ですね」

 そう言う里夢の表情は、ちっとも残念そうに見えなかった。

「‥‥話はこれで終わりかな?なら、そろそろ戻るぞ」

 岩之助は自分達の部署に戻るように促す。
 
「そうですね。そろそろ戻って――あ」

 突然、里夢が何かに思い立ったようで、岩之助に背を向ける。何かポケットから取り出してコソコソしているようだが、岩之助の位置からは詳しくは見えなかった。

「双葉君?何をしているんだ?」

 呼びかけると里夢が振り向いた。表情に大した変化はないが、気のせいか岩之助の目にはどこか彼女の唇が、先程よりも赤く見える。
 
 もしかして口紅を塗ったのか?と岩之助が些細な変化を予想した次の瞬間、不意打ちで里夢が自分の胸元に飛びついて来た。

「ッ!双葉君‥‥!」

 力でも体格でも上回っている岩之助だが、即座には振り払うことも出来なかった。里夢を引き離す頃には、岩之助のワイシャツの胸元にはバッチリと赤いキスマークの痕跡が刻まれた。

 岩之助は里夢を睨みつけるが、彼女は素知らぬ顔で、

「さ、戻りましょう。まだ今日の分の仕事は残ってますよ」

 と言って先に会議室を出て行ってしまう。

 岩之助は「君に言われなくても分かっている」と言い返してやりたかったが、それよりもこの口紅落とす方法やら着替えないといけない面倒臭さを先に感じた。


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