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人妻略奪 〜巨乳元気妻 綾子編〜
【熟女/人妻 官能小説】

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「会社の上司と妻」-12

「ここだろ・・? ここをこうすると、ベテランの風俗嬢でも派手に潮を噴く。今は嫌でも、そのうちこいつがないと満足できんようになる。いくら旦那とセックスしても、これが欲しくてたまらんようになるはずだ・・」

「あううっ!! そ、そんなのいやあっ!! はあっ!! ああっ!! うああ〜〜っ!!」

「ほれ、もっと汁を出せ。遠慮するな、指も気持ちいいだろ?」

「い・・いいっ!! いいっ!! いい〜〜〜〜っ!!! はあっ!! はあっ!! ああぁ・・」

「なあ、綾子・・。このあとなんだが・・。ワシのアパートに移動せんか? 部屋にはアフターピルがあるから、それを飲めばいい。それに、旦那や子供のことを気にする必要は無い。ワシのアパートで朝までセックスせんか? 朝になったらタクシーでこの家に帰ってこれば、誰にも気づかれずにすむ・・。どうだ・・?」

「い・・行くわけ・・ないでしょ・・。薬は私が明日、病院に行けばいいんだから・・」

「手続きとか面倒じゃないか? だったら、薬だけ渡してやるからついてこい。それで綾子は何もせずタクシーで帰ったらいいだろ? ほれ、最後にシャワーを浴びて、ワシの家に薬を取りに行くぞ」

その一部始終をガラス越しに聞いていた健一は、2人に気づかれないように脱衣所から逃げ出した。真っ暗なリビングを通り抜け、階段を登り、自分の部屋へたどり着いた。

(はあっ! はあっ! な・・、なんてことだ・・。このままだと綾子が・・。ど、どうしたらいい・・? このまま寝たふりをするか・・? それとも綾子を止めるか・・? いや、綾子がこんな夜中から部長の家に行くはずがない・・。あ、綾子・・)

健一は真っ暗な部屋の中で布団に入り、綾子が2階の登ってくるのを待った。2階の寝室には綾子と娘が眠る部屋がある。綾子は必ずそこに帰ってくるはずだ。健一はそう信じながら、階下から聞こえるわずかな物音に神経を集中していた。

そして、健一が布団に入ってから20分ほどが経過した。この間、階下で2人が何を話し合っているのか、健一は気になって仕方がなかった。

おそらく、部長が綾子を連れ出そうとしているが、綾子がそれを拒絶しているはずだ。しかし、部長の巧みな話術によって、綾子が迷っていることも考えられる。

その時、健一は階段を登ってくる足音に気づいた。ごくわずかな足音だが、神経を集中させていた健一にはそれが分かった。

その足音の主は、健一の部屋の前で立ち止まると、ゆっくりと扉を開けた。大きく開けたわけではなく、ごくわずかに開けたようだった。健一は布団に入ったまま、身動きをしなかった。あれだけ濃密な浮気現場を見た直後で、妻に声をかける勇気は、とてもなかった。

すると、その人物は何も言わずに、音を立てないようゆっくりと扉を閉めた。そして、その人物は、10秒ほどのあいだ、扉の前から動いていないようだった。健一は綾子と思われるその人物の次の行動に神経を集中した。

(綾子、僕が寝ているのを確認しにきたのか・・? だったら、そのまま寝室に戻るんだ。今回のことは、全部僕が悪い。綾子は何も悪くないんだ。だから・・。頼む・・)

今回はそもそも、健一が会社の若い女性社員と浮気したことが発端である。それを近藤は隠密に処理をして、代わりに綾子の身体を要求してきた。綾子は昔からセックスが好きでは無い。しかも、近藤部長のことは生理的に無理というほど、嫌っている。

そんな綾子に健一は追い打ちをかけるかのように、綾子のワインに媚薬を入れ、近藤に妻を差し出したのだ。綾子がセックスまで許してしまったからとはいえ、健一に綾子を責める資格は無かった。

綾子はあらかじめ、いくつもの約束事を部長にお願いしていた。それをすべて初日で解禁してしまったのだ。

健一の浮気現場を処理するというだけでなく、昇進させるという話まで持ち出し、綾子を巧みに誘導していったのだ。近藤はおそらく、この日のために事前に色々と作戦を考えていたのであろう。

妻と他の男との浮気現場を目撃し、最初は強いショックを受け、それが次第に興奮へと変わり、しかしその興奮が落ち着いた今は、自分の妻がいかに大切な存在だったのかを再認識した。

すると、健一の部屋の前にいた人物は、娘の眠る寝室に行くこと無く、ゆっくりと階段を降りていった。ここへ確認をしに来たのは綾子のはずであり、その妻が再び階下へと降りていくということは、近藤のアパートに向かうことを意味する。

健一は考えがまとまらないうちに、布団から飛び出していた。そして、扉を開けて急いで階段を降りる。リビングに2人の姿はなく、玄関のほうが明るい。

健一は急いで玄関のほうへ向かった。2人に対して何を言うべきか、まったく考えていない状態だった。

「あっ!? 健一さんっ!! ど・・どうして・・」

「綾子っ!! す・・、済まない・・。寝てしまっていて・・。気づいたら、こんな真夜中に・・」

「草野君、ワシのほうこそ悪かった。奥さんと少し話したあと、ワシもつい寝てしまっておったんだ。で、さっき起きて、奥さんがこうして玄関まで見送りに来てくれたところだったんだよ」

「そうなの。部長さんを和室で寝かしていたんだけど・・。さっき起きたみたいで、こんな時間になっちゃったけど、今から帰ってもらうところだったの」

「あ、ああ・・。そうだったんだ・・。部長、こちらこそすみません・・」

「ああ、気にするな。ワシのほうも奥さんに色々と楽しませてもらったからな。悪かったな、こんな遅い時間まで居てしまって。じゃあ、ワシはその辺でタクシーを探して帰るよ。次は来週の水曜の夜だな。またここに来るから。今日と同じように頼むよ、奥さん・・」

「はい・・。分かりました。部長さん、お気をつけて・・」



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