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デッサン
【学園物 官能小説】

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デッサン-2

 ぼくはとろけそうなあたまで描き終えると、描き終えた女の子と席をかわった。こんどは描かれる番だ。彼女が描く番なのだ。
 ぼくのペニスはかわらず立っていた。かわはむけ、ペニスはまっすぐ椅子にすわった女の子にむけられていた。射精したら女の子にかかる距離だ。たっぷりの精子を女の子の顔にかける。そんな妄想をしたらたいへんだ。ほんとうにかけてしまったらたいへんだ。
 彼は、彼の立派なペニスをおなじく席にすわる女の子にむけ、立っていた。女の子はあまりに立派なペニスに瞳をうるませ、デッサンはあまりにおおきなペニスで紙の上をしめ、ほとんどペニスしか、彼のおおきなペニスしか描けていない。彼はペニスなんだとぼくはおもった。ぼくのデッサンはペニスだけじゃない。ぼくの顔だってちゃんと紙に描かれている。ぼくは勃起したって、ペニスだけじゃないんだとおもった。
 終わった。
 勃起したまま終わった。
 担任が来て、女の子にささやき、女の子ふたりはゆっくり肯いた。彼が担任にかくにんすると彼はちょっとぼう然としたが、すぐに理解したようだった。ぼくもそれをすぐに理解した。
 つまりおおきくなったペニスを鎮めるために抜いていいのだ。しかもそれは疑似セックスのオナニーじゃなくて性交だ。セックスだった。もちろんぼくは学生だから中出しはだめで、擦るまでだ。それにしたって、当時のぼくにしたらすごいことだ。セックスをするのだ。しかも学校で。しかもデッサンした女の子とセックスできるのだ。
 はじまった。
 彼はすぐにはじめた。
 彼を見る余裕はすぐになくなった。こっちもはじまったのだ。
 女の子がぼくのペニスを咥え、しゃぶりはじめた。きもちよさにとろんとなる。白い歯が当たらないように咥えて、ぼくのペニスをしゃぶる。音だっていやらしい音だ。ぼくは射精しそうになるが出さない。まだ出さない。
 女の子のあそこをなめる。この子はこんな味なんだと汁をすする。すわれるたびに女の子はあえぎ、それでぼくもさらにすすった。
 となりを見ると彼はもう挿入していた。バックだった。彼も彼女もあえいでいた。彼のおおきなペニスがきもちいいのだろう。女の子はおおきなおっぱいをゆらしてあえいでいた。
 ぼくたちも交わった。
 正常位だった。はやく出したかった。騎乗位でもよかったが、騎乗位で出したくなかった。ぼくは腰をふり、ふるたびに女の子はあえぎ、ぼくのペニスをもとめた。もとめるたびにぼくは興奮し、さらに腰をふり、彼女はぼくのペニスをもとめる。
 性交だった。
 中出ししたかった。けれどコンドームはつけていないからそれはできない。たっぷりの精子を子宮内に放つことなんてできない。それくらいはぼくでもわかっていた。あくまでヌードデッサンで興奮したペニスを鎮める行為なのだ。子作りではないのだ。
 あえいで、あえぐ。
 その行為を遠くからデッサンされていると気づいた。先輩たちが描いているのだ。ぼくらの性交のようすをデッサンしている。見られているとさらに興奮し、ぼくは手でもんでいたおっぱいの乳首をかみ、女の子が悲鳴にちかいあえぎをあげて、ぼくの興奮はさらに増す。彼だって負けていない。いつのまにか騎乗位になって女の子リードで彼のペニスを弄び、そのおおきなおっぱいをゆさゆさゆらし、汗まみれになって快楽に身をゆだねている。


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