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尺八屋の老人
【同性愛♂ 官能小説】

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尺八屋の老人-1

「おやっさん、まだやってるかい?」
「ええ、ええ。」

暖簾をくぐり、一畳ほどの部屋に居る老人に声をかけると、男は椅子に座った。

「いつもご贔屓にありがとうございます。」
「いやいや、おやっさんの尺八じゃないと、俺はスッキリしないからさ。」

男がスラックスとボクサーブリーフを膝まで下げると、老人は男の竿を丁寧に濡れタオルで拭いていく。
男はリラックスした様子を見せつつも、ユラっと竿の容積を増していった。

「遅くまでお疲れでしたね。」
「おやっさんも。今日は何人やったんだい?」
「8人…でしたかね。」
「そうか。少なすぎず、多すぎず。これ以上客増えたら俺が利用できなくて困っちゃうな。」
「いやぁ、そろそろ、体にもガタが出てきてですねぇ…」
「そうか…じゃあ、今のうちに沢山やってもらわなきゃな。」

男は、老人の手捌きにこの上なく勃起している。
老人は、男がしてほしくなる絶妙なリズムで竿を擦り上げるのだ。

「……ふぅ。それじゃあそろそろ頼むよ。」
「はい、おまかせください。」

老人は男の前でしゃがみ込むと、男の竿を口に含んでいく。
口の中で舌を動かしながら、右手では玉袋を刺激しながら、左手は太ももの内側をスレスレに撫でる。
その技術はまさにプロであり、竿だけでなく、亀頭や裏筋に至るまで丁寧に舐めあげていく。
やがて、竿から口を離すと、今度は手で扱きながら玉袋の裏筋部分を舌先でチロチロと突く。
男の息の湿り具合に耳を傾けながら、緩急をつけて手を動かすと、竿はさらに硬度を増していく。
そして再び手と口を入れ替え強く吸い上げることで、竿は脈打ち始め、老人はそれを察して一旦触るか触らないかの刺激に変えていく。

「いかがですか?」
「ああ、すごくいいよ。おやっさん。」
「今日は、どうしましょうか?」
「そうだな…今日は自分のを飲みたい気分だ…いいかな?」
「もちろんです。いつもオプション付けて下さってすいませんね。」
「俺がやって欲しいんだよ。それに、おやっさんには長年お世話になってるしな。」
「こちらこそ…では。」

老人はゆったりとした口の動きで、しかし忙しなく舌を動かし男の竿を刺激していく。
それが男の好みなのを体感で知っている。

「おやっさん…そろそろだよ…そろそろ…!」

男は絶頂に達し、老人の口の中に射精する。
それを口内にプールし、口をすぼめて男のペニスを出すと、ぼんやり開けた男の口に重ねた。
男は零さぬように自分が出した液を受け取り、老人の舌を舐めながら味わった。

「相変わらず美味しいですね。」
「そう言ってもらえると嬉しいよ。」

男は息を整えると、いつものように少し多めの料金を払い、その場をあとにした。

夜の街中へ消えていく男の背中を見送ると、老人は物思いにふけるように空を見つめた。

老人の年齢は78歳。

彼が尺八屋になったのには理由があったが、それを誰かに語った事は無い。

「本当に、美味しすぎるんだ…あなたのは…」

何か遠い向こうを見るように、老人は目を細めて呟いた。


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