投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

リサイクルショップに持ち込まれたビデオカメラ
【同性愛♂ 官能小説】

リサイクルショップに持ち込まれたビデオカメラの最初へ リサイクルショップに持ち込まれたビデオカメラ 0 リサイクルショップに持ち込まれたビデオカメラ 2 リサイクルショップに持ち込まれたビデオカメラの最後へ

リサイクルショップに持ち込まれたビデオカメラ-1

「や、やめてください…」
「こっちもやりたかねぇんだよ…たく、なんだって親分、こんなシノギ始めたんだ」
「政治家のお偉いさんが太客っつってもよ…俺達の身にもなってくれよ…オラッ、録画どうやんだよ!」

娘が借金をし、男と行方をくらませた。
法外な額。
しがないリサイクルショップ経営である熟年男にはとても払えるものではなかった。

ヤクザの男達は払えないと分かると、兄貴分らしき人間に電話を始めた。
えっ、またですか?と男の一人が苦い顔をする。そしてもう1人の男に耳打ちし、その男も露骨に顔を顰めている。

「映像は?今日は持ってきてないですよ?」

二人は少し揉めていた。

「ここにあんだろきっと、だと」

男は苛立ちの目を熟年男に向けながら言った。

この時代はまだ、携帯電話にカメラは付いていなかった。
撮影と言えばビデオカメラだ。

男は棚にあったビデオカメラを手に取った。
そのビデオカメラは、数日前、客が金は要らないから引き取ってくれと言ってきたものだ。
一般家庭には手が出せない高級品で、熟年男は怪しいと感じながらも、その価値の高さには抗えなかった。
変なところは無いか散々動作確認をしたため、バッテリーはちょうど満タンになっていた。

熟年男は震える手で録画ボタンを押した。
何を撮影したいのか。スナッフか?
許してくださいと言おうとする声がかすれて出ない。
しかし、男達が言った事は、思いもしない事だった。

1時間後、熟年男は妻の下着を履かされ、男達に犯されていた。
乳首が感じる事がすぐにばれ、嫌がりながらも射精すらしてしまった熟年男の下着は完全に濡れて透けるくらいになっていた。

男達の組には、政治家が数十人絡んでいた。しかもそのコミュニティには中国の政治家も関わっていた。
政治家達は全員中年以上の男が好きな男達で、借金を返済できない中年、熟年男をヤクザに犯させ、撮影させ、高値で引き取っていたのだ。

男達はストレートだが、縦社会では下っ端。
カメラの前ではおざなりにする事も許されず、女の顔を必死で思い浮かべながら事を済ましていたのだった。

だが、今回は自分たちでもおかしいと感じていた。
カメラが回った瞬間、なぜか
『役を全うしなければ』
という、役者のような気持ちがセットされたのだ。
男達は自分の心に戸惑いながらも熟年男を責めていくと、自分達が、男に欲情し始めている事に気が付いた。
そんな事あるはずがない、嫌悪感を手繰り寄せようとしても、熟年男の身体ばかりか、相棒の男の身体にさえも興奮し、止める事が出来なくなっていた。
射精をしても終わらなかった。男達は続きをしたくなっていた。

「お前、俺達に雄っぱい吸われてアンアン言ってたじゃねぇか。」
「そ、それは…」
「見せてやろうか?」

先程撮影した動画を男は再生する。

『あー!だめ!』
『お前、男に乳首吸われて感じまくって恥ずかしくねぇのか?』
『は、恥ずかしい!もう…やめて…!』
『はぁ?お前パンツどうなってんだよ!』
『さっきはちょっとケツ突いただけで痛てぇって叫んでたのに乳首吸った途端クイクイ俺のチンポ締め付けてやがってよ。女になったのか?』
『そんなこと!』
『本当か?オラッ!』
『あっ!ダメ!あん!あっ!あん!』
『やっぱケツも感じてんじゃねぇか!またパンツから染み出させやがって!』
『ホントによ、お前がヨガリまくるから俺もイキそうになっちまってるじゃねぇか。良いのか?出して』
『撮影だけは!!』
『なんだぁ?中出しはされてぇのかよ。ド変態ホモがよ』
『私はホモでは…!』
『あぁん?利息の代わりにすらならねぇくらい楽しんでんじゃねぇか!…ほら、お望みどおり…おおっ…ケツヒダで俺のチンポ吸ってんな…いいぞ…イクぞ…イッてやるからな…』
『あっ!あっ!あっ!あっ!』
『おお、なんだ、お前手コキ早くなってんぞ…俺もイカせる気か?いいぜ…キスするか?んー?』
『おお…すげぇ…おお…ヒクヒクしまっくてんな…俺のザーメン全部搾り取る気かよ…』
『あ!イク!イクぅ!』
『おお…俺もお前の手ん中でもうすぐ…ウッ!』

男達は食い入るように映像を眺めた。
自分達のやっている事など見返した事など一度も無い。
なのに、その映像を見て2人は痛いくらいにまた勃起し始めたのだ。
熟年男も、逃げ出すチャンスができたにも関わらず、なぜかその映像に吸い込まれた。
映る自分が何故か他人のように感じ、そして興奮を覚え始めていた。
第一おかしい、と熟年男も思っていた。
この時の自分は、男達を興奮させるように演技をしなければと感じ、そしていつしか本気でセックスを楽しんでいた。
今も、身体が疼いてたまらないと自ら乳首をまさぐっていた。

「俺達もボスに言われてしゃあなくなんだけどよ、こんな淫乱な奴相手したからホモになっちまったかもな…」
「俺も…こんないやらしい奴初めてだ…まだヤリたりねぇよ…」
「おいおいマジかよ…でも、まぁ…」

男達は熟年男の胸を吸い始めた。
さっきとは違い、やんわりと乳輪をなぞったり、乳首を突くようにして、熟年男の反応を確かめ、また、時折お互いの口元を覗き見している。

「なぁ、じいさん、本当に悪い様にはしねぇからよ…暫く、俺達の遊び相手にならねぇか?」
「そ、そんな事…」
「俺も、多分こいつも、じいさんのこと離したくねぇかもしんねえ…」

男の一人が熟年男の唇を吸う。
熟年男は、自身でも全く分からないがその舌に応えた。
もう1人の男も、そこに加わった。
3人は、舌も身体も絡み合わせていった。
ビデオカメラが録画モードに勝手に切り替わった事すら気付かずに。

ビデオカメラは、電源表示が切れても回り続け、男達の狂宴を記録し続けていた。




リサイクルショップに持ち込まれたビデオカメラの最初へ リサイクルショップに持ち込まれたビデオカメラ 0 リサイクルショップに持ち込まれたビデオカメラ 2 リサイクルショップに持ち込まれたビデオカメラの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前