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「スワッピング入門」〜妻が見知らぬ男に犯される時
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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第五章 鬼ごっこ-2

※※※※※※※※

「さっ・・洗い物、終了・・・どうする?」
食事の後片付けが終わり、僕が手を拭きながら聞いた。

「どうする・・のぉ・・・?」
上目遣いで聞き返す表情が超、可愛いと思った。

ドクンと、心臓が高鳴る。
静まったはずの欲情に火がついた瞬間だった。

「当たり前だろ・・・」
少し貯め気味の僕の言い方に、映見は嬉しそうに肩をすくめた。

そして。

「キャッー・・・」
逃げだした妻を、僕は軽い足取りで追いかけた。

「んんん・・んんっ・・・」
ソファーで捕まえた途端、始まる激しいキス。

「んふぅ・・・ふふっ・・」
映見も時々笑いをこぼしながらも、舌を絡めてくる。

背中に廻した細い両腕で、ギュッと抱きしめられる快感が僕も嬉しかった。

キスの最中、チラリと視界にテレビの画面が入った。
さっきの6Pシーンが静止画で映ったままになっている。

(そうか・・消すの、わすれていたんだ・・・)

改めて僕は自分の、そして妻の興奮の強さを実感した。
あれほど激しいセックスを二度もしたのに、まだ欲情の火は消えていない。

それどころか益々燃え上がるようで、今も互いの唇を貪っているではないか。

「あふぅっ・・・んっ・・裕君・・・」
映見の甘い囁きが嬉しい。

互いの唾液を柔らかい舌と共に味わいつくしている。
ガタンと、テーブルに足をぶつけた。

鈍い痛みを無視してキスを続けていたが、ブザー音に唇を放した。
音の方向にはテレビがあり、二人は抱き合いながら視線を向けた。

画面は暗転し、真っ黒いまま暫く動かなかった。
突然、白いインジケーターが現れ、カウントダウンが始まった。

【えっ・・・・?】

現れた映像に僕と映見は同時に声をだした。
そのまま、氷ついたように画面を見続けるのだった。


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