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『XXX Friend』
【女性向け 官能小説】

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『XXX LOVER』-2

「丈…弘……?」
「手をどけろよ」
隠していた手をゆっくりどけておろす。
恥ずかしくて顔があげられなかった。
白いレースの飾りに包まれた胸がドキドキして、波打っているのが自分でもわかった。
「そこから動くなよ」
そう言って丈弘は指で脇腹をなぞった。
「……!!」
丈弘は私の弱いトコロを知ってる。
指が的確にソコだけをなぞる。
「……っ、ん」
「動いたら……わかってるよな?」
指がふとももを、首筋を、耳をなでる。
優しく、くすぐったいぐらいの感触。
私は次に触れられるトコロがわかった。
丈弘の愛撫は何も変わっていなくて、私の体は教えられた通りに、反応した。
「足が震えてるぜ。淫乱な奈々は、我慢できないんじゃねぇの?」
「あっ……だめっ、やぁっ」
指がふとももの内側をなぞりあげ、下着の上から触れた。
ゆっくりと押し付けるように何度も往復する。
「こんなんで簡単に落ちるなよ。つまんねーだろ」
弱いトコロを中心に、円を描くように下着の上からひっかく。
「ふ……」
微妙な刺激に体が反応する。
下着の上からってのがもどかしくもあり、優しくもあった。
下の指は止められるコトなく、ブラの肩紐を外される。
胸に対してブラが浮いた形になり、その浮いたトコロから胸をひっぱられる。
少し痛いくらいの快感。
この甘い痛みを知ってる。
この指の熱さを知ってる。
私は感覚が麻痺したかのように、ぼぅっとなり、丈弘の指しか感じられなかった。
「もぅ……だ…め……」
丈弘が下をいじっていた指を折り曲げ、下着を割れ目に沿わせるようにした瞬間、私はその場に座り込んだ。
「なんだ、もうギブアップか。ちゃんと俊樹にしてもらってんのか?」
容赦ない、冷たい言葉が浴びせかけられる。
それでも、私は感じていた。
「いじって欲しいか?」
丈弘の顔を見上げ、こくんとうなづく。
どうしようもないくらいに、濡れているのはわかっていた。
「欲求不満だったんじゃないのか?……まず、俺を静めろよ」
体を起こして、丈弘の膝の間に座り込む。
丈弘は見ているだけで、自ら動こうとはしない。
私はズボンのチャックを降ろし、もうすでに熱くなったモノを取り出した。
「んっ…んくっ……」
「ちゃんと奥までくわえろよ」
丈弘の大きな手が私の頭を掴み、軽く押し付ける。
口の中で熱いモノが溢れ返る。
体のうずきを感じながらも、一生懸命ソレを舐める。
柔らかく根本の方をいじりながら、きゅっと口をすぼめ、何度も何度も往復をする。
「くっ…はぁ……」
丈弘の息づかいがだんだんと荒くなってくる。
ちょっとだけ見上げると、一瞬だけ、切ないような顔をして、スグに冷たい笑みに戻った。
「早くイカせないと、いじってもらえないぞ……」
一瞬だけ、私はずっとこのままでも良い気がした。
丈弘が私の手に感じてくれている。
それだけでも、十分な気がした。
だけど、なぞらえさせる舌に少し力を込めて動かした。
「んっ…くっ……飲めよ」
ネバッとした液が口の中に広がる。
慌てて口を離し、うつむいて飲みほそうとする。
「んくっ……こくん」
何とか飲み干し、顔をあげる。
すると、丈弘の手が伸びてきて、私は反射的にキツク瞳を閉じた。
顎にそっと指が触れ、口から伝ってた液をすくいあげ、口に含ませるように入ってくる。
「あ……」
いつかの記憶と重なり、思わず声をもらす。
軽く吸うように、その指を口に含む。
「……奈々」
前に呼んでくれたみたいに、優しく丈弘が私の名前を呼ぶ。
私は瞳を開けられなかった。
このまま昔に戻ってしまいたかった。
だけど、かすかに笑うと丈弘は口から指を抜いた。
私は瞳を開ける。
「いじってやるよ」
冷たい笑顔のまま、私の手をひっぱる。
私はされるがままにベットに座り込んだ。
丈弘は自分の服を脱ぎ、そして、私の下着も脱がせる。
そして、私を下に組み伏せる。
おでこ、まぶた、耳、首筋、鎖骨……口づけが降ってくる。
私は丈弘の熱い息と唇に浮かされる。
口づけはだんだんと下に降りていき、胸元のちょうど真ん中に触れた。
「っつ……」
丈弘がソコに歯を立てる。
跡が残るように。消えないように。
私たちの印が刻み込まれる。
「しばらく俊樹には見せられないよな。どうする?」
「…………」
黙る私。
そんな私を見て、丈弘はもう一度、強く、強く跡をつける。
そしてそのまま、胸を愛撫する。
私は耐えきれずに、涙を流した。


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